ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第193回
ガン!何としても助かりたい

拙著「ガンを切らずに10年延命」が10刷を突破。
その告知が6月13日の日本経済新聞の
第1面の広告に掲載されたためでしょう。

何人かの皆さんから
「ベストセラー、おめでとう。
これからも多くの患者さんに
養生の知恵と朗報をもたらしてください。」という
励ましのメールをいただきました。
有難うございます。

ところで、「ガンを切らずに10年延命」に続いて発刊した
「ガンに打ち勝つ 希望の法則50」は、
寝たきり長生きではなく、
元気で長生きするためのこころの養生法に
力点を置いて書き下ろしたものですが、
おかげでこちらも注目をいただき、
全国各地の皆さんに
読んでいただいているようです。

ちなみに、僕のように
「手術、抗ガン剤、放射線」という
西洋医学オンリーの闘病法ではなく、
漢方や食事療法、呼吸法、イメージトレーニングといった
代替療法を組み合わせる
ホリスティックな治療法を選んだ患者の闘病記は、
なかなか、マスコミも勇気を以て取り上げてくれないものです。

なぜならば、残念なことですが、
この近代130年、日本では西洋医学以外は
「エビデンス(立証性)」がない治療として、
東洋医学や漢方療法を否定してしまったために、
いまなおマスコミもこの医療制度に追従し、
自粛しているからです。

たしかに西洋医学の分析研究や検査技術は
日進月歩の進歩を遂げています。
しかし、いまの医学では
生命の神秘はもちろん、ガンの正体も治療法も、
完全には掴んでいない――これが事実です。

ですから、病院で抗ガン剤などの治療を
激しく受ければ受けるほど、
ガン患者はもがき苦しんで寝たきりになる。
いや、治療でいのちを縮めるといった
悲惨な例をたくさん見ることになります。

というわけで、医師から見れば、
僕のケースなどは、いかがわしい
レアケースと無視されるわけですが、
こうして、寝たきりではなく
「元気で10年、12年」と過ごしていることは事実です。
この患者のありのままを伝えたい!
そう思って世に問うたのが、この2冊というわけです。

極端な言い回となりますが、ことガンに関しては
「寝たきり長生きではなく元気に生還したい」
「医学論争はどうでもよい。なんとしても助かりたい」――
これが患者の本音でしょう。
医師サイドの医術自慢などどうでもよい!
患者が助かることが先決なのです。

ともあれ、お陰さまで、
僕の闘病法と考え方に賛同してくれる
現実の患者の皆さん、
また医療関係者、ジャーナリストの皆さんも
徐々にですが増えてくれたのは、嬉しいことでした。

そして、いくつかの心ある雑誌が、
書評で推薦してくれることは有難いことでした。


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2010年7月12日(月)

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