ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第205回
食道ガンの「早期発見」&「体質改善」

いかに、食道ガンが手ごわい病気か?
僕の闘病記「ガンを切らずに10年延命」
「ガンに打ち勝つ、希望の法則50」を読んだ方ならば
理解できるはずですが、
先日のNHK「ためしてガッテン」で特集された
「リスク(危険度)77倍!食道がん なる人・ならない人」では、
ガンと飲酒の関係について、
とても分かりやすく解説していましたが、
次のような警鐘も鳴らしていました。

「健康診断や人間ドックを
毎年受けているから大丈夫と思ったら大間違い!
食道ガンはX線検査や内視鏡の検査でも早期の段階で
発見することは難しい。
「進行ガン」で見つかるケースが多い。
リンパ管が近いためにガンが小さいうちから転移してしまう、
恐ろしいガンだ。」

そして、「食道ガンになる人、ならない人」の
分かれ道を知る予防対策だけでなく、
もし食道ガンに罹っていたら・・・という人のために
「早期発見法」についても言及していました。
                 
手ごわい食道ガンも、
「早期発見できれば治療の際の負担も軽い」として、
最新の内視鏡では特殊な青い光を使って、
ガン細胞の中の血管を
はっきりと見つけること方法=
内視鏡検査のときにヨード液を使う方法です。
原理は「ヨード液を食道に吹き付けると、
食道のグリコーゲンと反応して茶色に染まり、
ガン細胞はグリコーゲンをすでに消費してしまっているため、
色がつかずピンク色になる」――というものだそうです。

見つけにくい、5ミリ程度の早期ガンを6回も
内視鏡手術でとり、元気で暮らしている
患者さんも紹介されました。

僕の場合は、12年前に、
ソーセージ大・6センチほどに膨れ上がった
進行ガンの状態で発見されたために、
生死の分かれ目をさまよったわけですが、
最近は、こうした早期発見法で
難を逃れている人も多いようです。

まえに、僕の同輩で、咽喉ガンと食道ガンを
やはり内視鏡手術を繰り返すことによって、
14年間、元気で過ごしている
青山勝彦さんという方を紹介したことがあります。

医術の進歩に身を任せることも一案でしょうが、
とくに、食道ガンの最大の原因は、
「酒と体質」ということが
このように公の医療機関でも検証されてきたわけですから、
若き日の暴飲美食、暴煙暴食を反省して、
中高年になったら、人一倍、食生活の改善に励むこと――、
これが、元気で長生きの近道だと思います。

僕にしても、退院後から今まで、
まさに「悔い改め」ならぬ
「食い改め」て、マクロビオティック玄米菜食法や
「天仙液」などの漢方療法を続け、
また、同輩の青山さんにしても、
「免疫ミルク」などのサプリメントによる
体質改善も欠かしていません。

日々の食生活改善・体質改善に励む――
これが激増する手ごわい食道ガンから
身を守る鉄則だと思います。


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2010年7月24日(土)

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