ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第208回
80歳以上の46%が総入れ歯

「人の健康度がわかるのは、
何を食べたかより何を出したかの方だ」
「私たちに欠けていたのが、
『食べる』と『出す』の間にある『噛む』だ」
「いまスーパーなどでは3回噛めば飲みこめるような
柔らかい食べ物ばかりがあふれている」
「命の入り口 心の出口である口を大事にすれば、
それは“口福”(こうふく)を呼び、
豊かな人生につながる」――
と説く、西日本新聞社発行のブックレット
「命の入り口 心の出口<1>」の紹介の続きです。

この本の中で、
岡山大学医学部・歯学部付属病院・小児歯科・歯科医師、
岡崎好秀さんは、“口福”をもたらすために
次のような「歯を大切にする」ための
ユニークな運動を提唱しているそうです。

「80歳でも20歳の人と一緒に食事ができるような
「新8020運動」を提唱している。
同じ釜の飯を食べる。
家族が一緒に食卓を囲む。
それこそが食育の基本だし、
豊かな人生につながると思うから。
そのために、食べられるロの維持が大切なのだ」と。

「元気のもとはよくかんで食べること。
入れ歯でもしっかりかめることが何より大事」
というわけです。

「日本の80歳以上の人の46%が総入れ歯」であり、
実際例の1つとして、この本では、
≪103歳の元気長寿者≫、
福岡の「しいのみ学園」理事長、
f地(しょうち)三郎の元気の秘密が
≪75歳から総入れ歯。
それも保険外で造った精巧な入れ歯≫にあり、
そのお陰で、30年近くたった今も、
硬い物がよくかめ、唾液も多く出る。
ぴったりと歯茎に合っている――
健康保険が認める総義歯医療費は約7万円。
これでは、よく噛める総入れ歯は作れない――
と明かされています。

そして、「元気のもとはよく噛んで食べる」――
元気で長生きの「口福術」のポイントは
「唾液」にあるからだと、
この本は強調するのです。

(続きはまた明日)


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2010年7月27日(火)

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