ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第210回
対談「食は運命を変える」

先日、僕が主宰する「スローヘルス研究会」の
創設のころからのお仲間で、
岩手・一関でマクロビオティックの普及活動をしている
食生活アドバイザーの鈴木美感子さんと
「正食=マクロビオティック玄米菜食法で難病を治した」
という対談をしました。

これは、いま発売中の「むすび」誌・8月号の
13ページ巻頭大特集に掲載されましたので、
すでに読んだ方もいるかもしれません。
いずれ、このコラムでも、対談の内容は
詳しく紹介したいと思っていますが、
鈴木美感子さんとは10年前に
「ガンは食べて治す」という共著を出版。

僕は、厄介な食道ガンを、そして、
鈴木さんはご長男のヒルシュスプルング病
(先天性腸管無神経節症)という、
自力排便ができない腸の難病を
マクロビオティック玄米菜食法で治したという――、
当時としては画期的な内容の本でしたが、
なかなか、世間では信用されませんでした。

ちなみに、その時、
本の書評をある新聞社に頼みに行ったら、
「えー? 食べて難病が治るはずがない。
もし食べてガンが治らなかったら誰が責任をとるのか」と、
けんもほろろに断られた――、
思い返せば、いまでは笑い話のようなエピソードもありました。

最近では、マクロビオティックの玄米菜食も
健康や美容に良いと
若い女性を中心に人気があり、
また、何人かの医師たちも、
「食べて治す」とか「ガンが消える食事」といった本を
出版する時代となりましたから、
十年一昔、まさに隔世の感があります。

鈴木さんは、20センチも腸の神経が
ダメージを受けた乳飲み子を抱えつつ、
「子供が病気を持って生まれるのは母胎の影響だ」
「母親の食事の変化が母乳に出る」ということに気付き、
食養指導者の山村慎一郎さんの門を叩き、
母子で玄米菜食に精進。
いま息子さんもすっかり元気に成長し、
ことし、見事に国立大学に入学しました。

まさに「食は運命を変える」という奇跡の体験を、
互いに証明する対談となりました。

(次回に続きます)


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2010年7月29日(木)

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