ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第224回
わが子の難病を「食」で治す(2)

「むすび」誌・8月号()の13ページ巻頭大特集
●対談 鈴木美感子VS関根進
「見つめる」〜台所から見直す食の原点・・・

生後6カ月で人工肛門の手術を宣告され、
目の前で息子さんが心停止した――
そのショックから、鈴木美感子さんが立ち直り、
「わが子の難病は『食』の改善で治そう」と、
母親としての覚悟を決めたときの話の続きです。

               *

●家族の中の葛藤と戦い

鈴木 ただ(食養指導者の)山村さんに言われたのは
すごくアレルギーが強く出ていましたので、
無理をしちゃだめだ、その子にあわせたやり方で
OKだよって言ってくださった。
すごく柔軟なかたちでマクロビオティックに、
楽にはいることができたんです。

関根 鈴木さんは小学校の理科の先生だったから、
飲みこみが早かったと思いますが。

鈴木 飲みこみがはやいというか、
すぐ理論だててしまってああこういうことなんだなってことで、
細胞1個が元気で、
60兆の細胞がそれぞれいい働きをすれば体は、
いい働きをするだろうと発想を持ったんです。

関根 ご主人は、理解されたのですか?

鈴木 いいえ、家の中から砂糖を抜く、
添加物のはいったものは抜く、
たまごは家の中におかないと、
ともかく調味料と毎日使うものをまず変えなさいといわれて、
実行しました。砂糖は全部ほかして
調味料も添加物の入ったものはほかして一気に替えたんです。
主人が帰ってきて、これはなんだと、
今日のメインの料理は何だと、
この“麩のソテー”ですと。
本人は動物タンパクは無いのかとか、
まあそういう会話をしながら、
ソースもアミノ酸もないものに替えたんです。

最初はどうしても味がもの足りなかったらしくて、
自分でコンビに行って、
これは俺用と日曜日になるとサンドイッチとか
カップラーメンとか牛乳、ジャンクなものを買ってきて朝に、
「俺は今日はこれでいいから」と食べるんですね。
そうするとたいてい後で、3時か4時ごろ、
トイレに駆け込むんですね。

こっちはやっぱりなと思うんですけど、
それが続く中で、本人は何カ月かたってようやくわかってきて、
10年もたったころにやっとソースとか、
市販の味は濃くて食べれないと言い出しました。
本人は若白髪の多いひとだったんですが、
食を変えていくうちに、今50過ぎですけどすごく変わりました。

最初はすごい戦いで大変でした。
今はおいしいおいしいと。
玄米も圧力でしっかり炊くとおいしいと言ってくれるようになり、
「玄米もいいね、毎日でもいいよ」言うようになりました。

関根 体質が変わったんですよ。
やはり続けると変わるもんね。
僕らも今は外食するとしょっぱくて食べられない。
味が濃くてね。

               *

(続きはまた明日)


「むすび」誌
http://www.macrobiotic.gr.jp/publication/musubi/top/


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2010年8月12日(木)

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