ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第225回
わが子の難病を「食」で治す(3)


生後6カ月で人工肛門の手術を宣告され、
目の前で息子さんが心停止した――
そのショックから、鈴木美感子さんが立ち直り、
「わが子の難病は『食』の改善で治そう」
と、母親としての覚悟を決めたときの話の続きです。
(「むすび」誌8月号()、巻頭特集より)

               *

鈴木 教員をしている主人は10年くらい弁当持参です。
でも今年から給食にかわったんです。
給食は薄味、今は食育の関係で、だしもとるんです。
主人は家の味になれてるので
「給食がお前の味ににている」といいますが、
校長先生は味がうすいなあと醤油をかけて食べてるそうです。

関根 こちらの人は、しょっぱいもんじゃないと。
だめなんですね。ところで、10年前に、
僕がお子さんに初めて会ったころは元気そうに見えましたが、
アレルギーの症状が、かなり改善されるには
何年くらいかかりました。

鈴木 そうですね。
それでも小学校の1、2年生ぐらいまでだと思いますね。
ただ体質は引き続き持っていますので、
高学年になっても私の目に触れないところでは、
食べたりしながらアトピーは出たりしてたと思うんです。
それでも、自分でコントロールしながらやっていました。

関根 学校に入ると他の人と全く違うものを食べることになる。
給食はあったんですか?

鈴木 4年生までは弁当をつくって持たせました。
高学年になると、他の子と同じものを食べたがるので、
食べられないものは除いて食べれるもだけで、
給食センターと話しながらできたので、ラッキーでした。
お互いに戦いながらじゃなくて、
折り合いをつけるかたちでできたので。

関根 今、大人になってアトピーはどうなんですか?

鈴木 全然ないですね。
そして風邪引いても自分の力で治せますし、
下の男の子も、梅肉エキスだったり、
梅醤番茶だったり、玄米コーヒーだったり、
調子が悪くなったり、病気のときの対処の仕方は、
小さい時から身についています。

関根 僕なんかもそうだけど、
心身に優しい食べ物を体で覚えてくると、
薬を飲んでも治らないことは、
体の方で敏感に判るわけだから、
やっぱり自分で経験的に
良かった食べ物に近づくことになりますよね。

正食協会の岡田会長が「むすび」誌に、
“具合が悪くなったら、食べなければいいんだ、
断食したり、玄米クリームでしばらく養生しているうちに
体力が回復する”と、よく書いてらっしゃるけど、
しかし、そうだとわかっていても
自然治癒力に、なかなか信頼がおけず、
ついつい、行きつけの病院にかけこんじゃったりする。

               *

(続きはまた明日)


「むすび」誌
http://www.macrobiotic.gr.jp/publication/musubi/top/


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2010年8月13日(金)

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