ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第254回
元気長生の秘伝「内径図」を入手(3)


大都会・北京のど真ん中にあるパワースポットの穴場・
道教寺院(道観)=「白雲観」に行った――、
奥の院には秘伝「内径図」という貴重な石碑があり、
売店では、この拓本を掛け軸にして販売しているから、
おすすめだ――という話の続きです。

前回も紹介しましたが、
この拓本を掛け軸にしたものを
購入することができます。
僕は、自宅の和室に掛軸をかけて
毎朝、拝んだり、観賞玩味していますが、
なにやら天空をそぞろ歩く如くに游息悠々。
内観・座禅といった深刻な感じではなく、
自由気ままなイメージが膨らんで、
心ときめいてくるから楽しいものです。

ちなみに、霊と肉を(精神と身体=物質)を
2つに分けて霊の優越性を主張する
西洋二元論とちがって、
古来、東洋では、精神も身体も≪気≫のエネルギーの
様態にすぎないと考えます。
万物は気のエネルギー
(=今日では量子物理学でいう波動に近いエネルギー)
によって成り立つと考えるわけです。

この発想から、
「身体の構造は小宇宙であり、大宇宙のミニチュアである」
という、宙身一体の気のエネルギーの思想が生まれ、
身体の中に照応する
「宇宙・自然」の気の流れをコントロールすれば、
仙人の道=不老長生の道が開かれると、
連綿と考えられてきたわけです。

その気のパワーを得るための修行・養生として、
宙身一体の境地を具現する、気功、内観、座禅といった
イメージコントロール法が連綿と続き、
またぞろ、この混沌の時代を迎えて、
最近でも、東洋一元論に基づく
「気のエネルギーのパワーアップ」術が人気になっている――
そうではないでしょうか?

北京のパワースポット「白雲観」の
秘伝・内径図=不老長生の内観図の「掛け軸」で、
自然と一体となるだけでなく、
大宇宙の大気の中で游息悠々・気ままに
心の散策が楽しめるとすれば、
ひとつ、2,500円の掛け軸は高い買い物ではないでしょう。


←前回記事へ

2010年9月11日(土)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ