ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第260回
主治医のほかに「主治療師」を持とう(1)


皆さんも、一流病院の教授と称する医師に
主治医をお願いしている人は多いと思います。

しかし、僕にしても「ガンを切らずに12年間」、
なんとか延命できたのは、主治医をお願いした
帯津良一院長の指導による
全体(ホリスティック)医療のお陰でした。

しかし、いまの医療制度、病院制度では、
外科、内科、放射線科などなど、
医師の専門分野化が発達しすぎて、
昔の医師のように、
患者の心身を丸ごと診る医師は
本当に少なくなってきました。

皆さんも大きな病院に行って
とくに複雑に込み入ったガンや老化病の場合、
全体の症状を見てもらえず、
胃が痛いといえば、消化器内科に、
頭が痛いといえば脳外科に、
眼が痛いといえば眼科に、
のどが痛いといえば耳鼻咽喉科に・・・
といった具合に、たらいまわしされて、
結局、原因も総合的な処方も分からないという、
体験にいらいらした覚えが何度もあると思います。

僕にしても、
この12年間、検査数値が上がって、
「スワっ!胃ガンだ、食道ガンの再発だ」と、
誤診されことが何度もあります。
まさに「病気を見て、病人を見ず」の医療の蔓延です。

現実に患者の症状とは微妙にして複雑です。
人間の命は機械のように、
単純に割り切れるものではありません。
患者は「壊れた機械」とは違いますから、
ただ、パーツ(部位臓器)を一つ一つ見たり、
入れ替えても治りません。

僕の場合、たとえ、
最新装置の検査による数値は高くなっていても、
別に胃が痛いわけでもなく、
快食快便で「おかしい?」と思ったことが
何度もありました。


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2010年9月17日(金)

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