ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第264回
主治医のほかに「主治療師」を持とう(5)


どうも、大病院の治療は
専門化しすぎて、ガンや老化病のような
いまの複雑な難病に対応できていない――
「主治医のほかに≪主治療師≫を持とう」――、
という話の続きです。

だからといって、
別に、西洋医学VS東洋医学――
どちらが優れているか? などといった、
したり顔の論争など、患者にはどうでもよいことです。
こうした論争は、医学を生業としている人たちの問題。
ずばり申し上げれば、
「患者は命が助かればよい」のです。

さて、「あなたは、心ある主治療師を持っているか?」
という話に戻しましょう。
僕は、患者としては、「一を以て是を貫く」、
いや、かなり「わがままな患者」でもありますから、
今回も「齢も70歳ですし、 いまさら胃や腸を切るなんて、
冗談をやめて下さい」といって、拒否しました。

12年間、こうした医師専門化から派生する「弊害」、
いや「誤診騒動」には、何度も巻き込まれていましたから、
まえにも書いたように
マクロビオティックの食養指導者・山村慎一郎さんに教わった
「心身改善の手当法」や
気功鍼灸師の鵜沼宏樹さんから教わった気功・温灸など、
とくに、患部やからだ全体を温める養生法を在宅で継続。
毎年のように、大病院での「検査による誤診」危機を、
回避できたというわけです。

つくづく、この長寿難病複雑化時代には、
専門化した「主治医」のほかに、
心温まる、からだ全体の相談ができる
「主治療師」を持つことが大切になってきたと、
僕は痛感しているわけです。

そのほか、縁あって紹介された
「健康食品」や「健康器具」もためして、
いろいろ自分に合った「養生の組み合わせ」を
考案してみました。ときには、こうした工夫も大切です。

この猛暑の夏も、
電車内での「冷房の冷気」にあてられたせいで、
頸椎ヘルニアが悪化。
その影響で、首痛はもちろん、
眼がしょぼついたり、ゲップがうまく出なくなったり、
駅の階段を上ると動悸がしたり・・・
これは困ったと思い、
例によって温灸手当などを自宅で励行。
おかげで、改善しましたが、
ちょっと変わった養生法として、
「黄金冬虫夏草」と漢方薬を服用したり、
「バイオセル チャージャー=EMTECH」という
遠赤外線などを組み合わせたドイツ製の健康器具も使い
首や背中を温めてみたこともありました。

ま、健康食品も健康器具も、べらぼうに値段が高くて、
自分には合わないと思ったら、即、やめることは肝要です。
また、医師ばかりか、おかしな治療師もたくさんいます。
しかし、長年、いろいろな治療師と付き合ってくれば、
この人は「いのちの治療師」か?
いや、「いのちの詐欺師」か?・・・それくらいは、
患者自身が敏感に分かってくるものでしょう。

「いのちは他人のモノではありません。
自分自身のモノです」――、
「スワっ!一大事」という危急の時も
一患者としての謙虚な気持ちを忘れずに、
日々、ときめいて生きていきたいものですね。


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2010年9月21日(火)

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