ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第268回
ガンは「初期段階&退院直後」が肝心!


12年前に出版した、
僕の最初の闘病記「母はボケ 俺はガン」の
担当編集者のKさんが、
なんと、この夏に食道ガンになり、
僕と同じ選択肢で
「ガンを切らずに生還した」――という
ちょっと嬉しいメールを貰った
という話の続きです。

≪その後、放射線と化学療法を
行い、昨日、内視鏡検査の結果、
ガンは見事に消えていました。≫

早速、僕は、お祝いと、
さらなる養生アドバイスについて
返信メールを送りました。

≪Kさん、それは良かった!
とりあえず「寛解」というわけで、
病院では「再発しないように」といって、
さらに抗ガン剤を投与しまくるでしょうから、
あるクールでやめてもらい、
とにかく、化学劇薬で損傷した正常細胞の活性と
からだ全体の免疫力を上げることに、
養生専念してください。

いくら、スムーズに食べられるようになるからといって、
「ガンは油断大敵」です。
暴飲暴食や冷え、そして喫煙、ストレスは厳禁です。

初期治療の段階で安心したり、
抗ガン剤にかかりすぎたり、
そのうえ、「再発」「転移」して、
こじれた後では、大病院の治療はますます
荒っぽくなるばかりで、手遅れとなります。

もうひとつ。
ガンは初期段階、そして退院直後に
多少、カネをかけてでも
からだに良い「養生法」は励行しましょう。
ここが元気で長生きのキモです。≫と。

もちろん、僕のガン治療の選択肢が
「万能」「万全」などと強弁はしません。
また、ガン相談やガンコーディネーターを
生業としているものではありませんから、
まえにもこのコラムで書いた通り、
食道ガンの場合、難しい手術の後遺症や合併症が
いのちを縮める引き金となるケースが多いですから、
僕は、Kさんの「治療選択」と「生活改善」の決断に、
一先輩患者として、エールを送ったわけです。
なんとしても上手く、元気に長生きの道を
歩んでほしいと願っているわけです。


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2010年9月25日(土)

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