ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第271回
中国経済繁栄の裏に道教パワー?


「システムが機械化される」、
いや「患者を壊れた機械としか見ない」社会では
我がいのちをいかに「自力」で守り続けられるか? 
ますます、この命題が危急の課題となってきた――、

僕に「切らずに12年」の幸運をもたらした
東洋医学・東洋哲学。
その食事法・薬草法・呼吸法に教えられた
常識破りの「元気の法則」=
幸運を掴む「実践・生命力向上法」の話をしよう――
この続きです。

ちなみに、中国経済の繁栄パワーなんてマガイモノだ――
と強がりをいう人が、最近は少なくなりました。
いや、どうも、その元気パワーの源泉は、
ドン欲というか、現実的な
「幸福達成」、 「自己実現」の
古伝・道教の哲学がバックボーンあるらしい――
と見る人が多くなったようです。

中国本土や台湾・香港・シンガポールなどの
華僑の拠点に行ってみればわかることですが
毎朝、気功・太極拳を励行し、
社長室には大抵、道教式の風水祭壇がある。
道教の道観(寺)には
ご利益を求める老若男女で溢れていることに驚かされます。

道教の「不老長生・福禄寿」を願う
「ご利益願望」は凄まじいばかりの勢いです。
いまや中国人の精神構造を支えているのは
「西洋モノマネ式の共産主義思想」ではない。
生命力の自力向上を図る
道教の≪元気パワー≫のようだ――
といわれるようにもなってきました。
世の中変われば変わるものです。

さて、道教は世界に類を見ない
「仙人」=「不老長生」を目指す、
独特の宗教ですから、
多くの人が隠遁的でいかがわしい宗教だと見なしてきました。

確かに、護符を飲んだり、水銀丹薬を食べたり・・・
迷信臭もフンプンと匂います。
しかし、古伝古書を熟読し、
中国本土や台湾・香港などの道観(寺)を逍遥してみると、
いかに根強く連綿と民衆に慕われてきたか? 
また現世利益に執着したか?
ということも分かってきます。

道教の古典には、仙人修行法や歴代仙人伝が詳細されている


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2010年9月28日(火)

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