ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第277回
「100歳高齢者の所在不明事件」

「結ぶ」「抱く」「積む」・・・
この≪3つのエネルギー生成のキーワード≫が
幸福を掴むカギだ、
悪い世の中を「健康と幸福と平和」
に変えるパワーは東洋にあり――
という話の続きです。

●神道=結ぶ(むすぶ)   ⇒産む⇒産霊 
●道教=抱く(いだく)    ⇒抱擁⇒天人合一
●儒教=積む(つむ)    ⇒積善⇒繁栄隆盛
●仏教=解く(ほどく)    ⇒仏(ほとけ)⇒解脱
●キリスト教=救う(すくう) ⇒掬う(すくう)⇒救済

いま、次なる時代を牽引する
パラダイム(paradigm=規範)として
平和共存、環境福祉、生物多様性
などの必要性が叫ばれていますが、
いくら機械的に森羅万象を分析・構築しても、
欠点ばかりが目立ち、解決策は見えてきません。

マクロビオティック(Macrobiotic)食哲学も
「結ぶ」「抱く」「積む」――
この自力生成の積極的調和思想のゆえに
≪健康が「個人の幸福」と「世界の平和」がもたらす≫
と始祖の桜沢如一さんが唱え、
いま、ひたひたと賛同者を増やしているのだと思います。

別に、僕は道教や神道の信者ではありません。
また仏教やキリスト教を否定するものでもありません。
むしろ「全一」「合一」「太一」「帰一」といいますか、
生命一元の極致でエネルギーの調和を果たす。
各宗教や生命哲学の良さに興味を持ち、
現実的・統合的(ユニテリアン的)に応用したらよいと、
かなり都合よく考えているわけです。

今年「100歳を超える高齢者の所在不明」
「年金詐取」という奇怪な事件が頻発しました。
そのパロディ(茶番劇)ではありませんが、
現実に200歳、300歳、500歳の
長寿者=仙人など存在しません。
誰にも寿命があります。

しかし、「自力」による不老長生のしたたかさは
改めて見直すべきときでしょう。
東洋に連綿と伝わる食事法や呼吸法などの
「不老長生の養生法」は、
現代人にも驚くべき「調和的生成」と
「積極的創生」のパワーをもたらしているからです。


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2010年10月4日(月)

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