ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第278回
「幸福を求める」ことに遠慮はいらん!

今年「100歳を超える高齢者の所在不明」
「年金詐取」という奇怪な事件が頻発した。
そのパロディ(茶番劇)ではないが、
現実に200歳、300歳、500歳の
長寿者=仙人など存在しない――、
しかし、連綿として伝わる、
東アジアの仙人思想の裏に流れる
「自力」による不老長生のしたたかさは
改めて見直すべきときだ――という話の続きです。

東洋に連綿と伝わる食事法や呼吸法などの
「不老長生の養生法」は、
現代人にも驚くべき「調和的生成」と
「積極的創生」のパワーをもたらしているからです。

ともあれ、わが身のいのちを
政府や病院、医療制度、医療機械、
さらに他力本位の神様に「預けっぱなし」にするのは
ますます用心すべき時代となってきました。

ズバリ、患者は「幸福を求める」ことに遠慮はいりません。
ただ医療検査の数値などに
一喜一憂するのではなく、
日々、心トキメイて機嫌よく過ごせればよいのです。

まさに混沌の時代です。
あえて「仙人に学べ」などとシタリ顔の強弁はしませんが、
「結ぶ」「抱く」「積む」=東洋の死生観を見直し、
「半仙人に真似る」といった気楽な気分で
人生養生設計を創生調和させてはどうでしょう。
きっと運気も元気も向上するはずです。 

昔、僕はガン病棟から退院直後
「ガンは宿命、癒しは運命」というタイトルの本を
書いたことがあります。

警世家の安岡正篤さんの名著「陰隲録(いんしつろく)を読む」
にも書かれていることですが、
一人一人が「宿命」「運命」を超えて、
生命の自力向上のための
「立命」の覚悟が大切な時代となってきたと思います。

「解く」「掬う」という幸福達成のキーワードも大事です。
しかし、ますます大切なのは「結ぶ」「抱く」「積む」
という生成・創生の調和発想ではないでしょうか?


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2010年10月5日(火)

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