ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第293回
同時進行・ガン再入院日記(1)

じつは、ことしの冬から体に異常が続き、
ついに「食道ガン、切らずに12年」の再点検、
徹底検査の時を迎えたようなのです。
というわけで、
9月末から、僕の主治医をお願いしている
ホリスティック医療の草分け、
帯津良一名誉院長の経営する
新しい病棟に入院したのです。

いまから12年前、58歳の冬、
突然の「食道ガン宣告」にオロオロしてから
年月の経つのは早いものです。
ホリスティック医学の権威である
帯津良一先生をはじめとする、
多くのよき縁者に出会う事が出来、
「ガンを切らず」に元気に延命という幸運を得ました。
まさに「運と縁」に恵まれた日々でした。

12年間の闘病経緯については、
いくつかの闘病記、そして、
この日刊ブログに逐次、レポートさせていただきました。

むごい食道ガンの手術を拒否して、
大学病院で受けた「抗ガン剤+放射線」、
そして、病室でひそかに併用した
「天仙液+SOD」の複合作用の影響でしょう。
食道を詰まらせていた6センチの腫瘍が消失。
正式には、一時的に腫瘍が小さくなる寛解といいますが、
まさに僕にとっては目からウロコの奇跡の体験でした。

そして、退院後も「ガンは切るべきか」
「切らざるべきか」に迷いつつ、
なんとしても、せっかくの人生、
「寝たきり長生き」ではなく、
「元気に長生き」を果たしたいものだと、
からだに良いということは、医療の洋の東西は問わず、
組み合わせて養生工夫を続けてきたわけです。

在宅で続けた養生法は主に、以下の3つでした。
いわば、薬食同源に基づいた
「薬食・薬草療法」=生命力向上法でした。

1.天仙液【注・日本では未承認薬】による
  「漢方複合療法」 (王振国医師)

2.漢方煎じ薬を中心とした
  「ホリスティック療法」 (帯津良一医師)

3.玄米菜食によるマクロビオティック食養生法 
  (山村慎一郎・食養指導者)

「あわてない あきらめるなよ あせらない」と、
漢方薬や食事療法、
そして呼吸法などの複合力に期待する
体質改善の東洋独自に伝わる
「いのちの養生法」というわけです。

もちろん、これぞ「最良の療法だ」などと強弁はしませんが
12年間、この生命力向上法を欠かさず続けたお蔭で、
心身充実・元気延命を得たわけですから、
まさに「ピンチをチャンスに変える」
人生後半生の大転換となりました。
有難き「12年」でした。

さて、人間、切羽詰まってもあきらめてはなりません。
希望を持ち続ければ必ず道は開ける。
長い長い人生の道のりでは、
それまで常識だと信じていたことを覆す
≪逆転発想の希望学≫といったものに
何度も気付くことがあります。

まさに、僕の後半生は「縁」と「運」という
摩訶不思議な現象も含めて、
自分に合った「いのちの環境場」をどう自分のパワーで創るか? 
――いのちの奥深さに、
しみじみと向き合う闘病生活となりました。

もちろん、この12年間、
順風満帆に推移した――というと
それはウソになります。

続きはまた明日。


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2010年10月20日(水)

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