ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第294回
同時進行・ガン再入院日記(2)

この12年間、
毎年のように、とくに激寒の冬や季節の変わり目に
体調異変が起こりました。

このコラムや拙著でも繰り返し書いたように
「スワっ! ガン再発か?」という危機には何度も襲われ、
「ガンは冷えが大敵」「暴飲暴食に気をつけろ」
「ストレスが引き金だ」
「バランスのとれた生活が一番だ」と、
日ごろの生活習慣を悔い改めることから養生工夫を
続けてきたわけです。

長い人生、いのちに山坂はつきものです。
なんとか、幸運に恵まれて、
12年間を無事に、元気に過ごすことが出来たわけですが、
このコラムでもちょっと触れましたが、
今年の冬、ある「嫌がらせメール」事件に巻き込まれ、
その法務処理で、
いらぬ心身のエネルギーを消耗したことが引き金でした。

そのストレスの影響でしょう、
首が回らない「頸椎ヘルニア」という奇病
(正式には頸椎神経狭窄症)に見舞われ、
以降、その神経障害が、骨・筋肉のみならず、
眼や消化器系の障害を併発。
からだ全体のバランスが狂い出したのです。
眼はしょぼつく、全身疲労感、そして、
おかしなしゃっくりやゲップの出る胃腸障害まで併発しました。
3、4年前から、主治医の帯津先生からも指摘された
「胃ガン転移」の疑いが
こうした、おかしな事件が引き金となったのか?
あっという間に、進行・悪化したしたようなのです。

ま、別に、こんな次元の低い話は情けない話で、
当方の弁護事務所で処理してもらいましたから
どうでもよいのですが、
体調不良・症状悪化――、
これはガン患者にはたまりません。
人生一寸先は闇。
心身侵害、災難到来とは何で起こるか分かりません。

しかし、悪縁もありますが、人生、良縁もたくさん来ます。
今回も、良縁者がまたまた
たくさんの幸運をもたらしてくれたのは、
「人情厚し」といいますか、本当に有難いことでした。
何が幸いし、何が災難になるか分かりませんね。

(次回に続きます)


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2010年10月21日(木)

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