ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第295回
帯津三敬病院・入院日記(1)

人生一寸先は闇。
悪縁もあれば、良縁もたくさんあります。
しかし、今回のアクシデントや災難に対しても、
多くの良縁が幸運をもたらしてくれたのは、
「人情厚し」といいますか、本当に有難いことでした。
何が幸いし、何が災難になるか分かりません。

今回の体調不良の経緯をもう少し書きますと、
次のような症状になります。
この猛暑の夏の冷房病が、
重なり合うようにして、一気に、
おとなしく折り合ってくれていた
僕の「身中のガン」「老化の虫」が
少し目覚めたようなのです。

もちろん、いまさら大学病院に行って検査をすれば、
たとえば、「胃ガンなんて、食道ガンより簡単だ」
「他に転移していたら強い抗ガン剤を打とう」
といった荒治療を押しつけられることでしょう。
問答無用で切り刻まれる、
叩きまくられることは間違いありません。

しかし、ガンは「切る、叩く、焼く」といった
機械修理のような治療だけでは、ことは終わらない。
いや、むごい治療の結果、後遺症、合併症で、
あたらいのちを縮めてしまう、と、
僕自身の体験のみならず、
ガンの盟友たちの悲劇もさんざん見てきましたから、
患者のわがままだといわれようとも、
なんとしても、自然のままのいのちを生かす、
西洋医学+東洋医学の統合医療、
さらに、人間の身・魂・心全体のエネルギーを
高めるホリスティック医療を目指してきたわけです。

ま、もう少し、平易にいえば、
「ガンを漢方療法や伝統療法でチラす=
なだめる=折り合ってきた」ことになります。
しかし、人間だれしも寿命があり、
年齢とともにからだは老化・劣化してまいります。
ガンの心配と合わせて、
椎間板ヘルニア、頸椎ヘルニアの不安が
いつも付きまといました。

僕は、ガンは機械の故障とは違って、
突発性の老化現象だと思い、
それなりに体感してきましたから、
これを調整・補正して、
上手く年齢なりにバランスを保つ、
そして、最後はゆったりと人生を
ソフトランディングするためには、
やはり、西洋医学だけではだめだ・・・と再認識しました。

ガンも50歳代、60歳代の働き盛りと、
70歳過ぎとでは、老化の影響もあるのでしょう。
人生の山坂の超え方を変えなければなりません。

というわけで、
わが心身全体のバランスを図る治療は、
やはり、ホリスティック医療の草分けであり、
最大の縁者であり、人生の師である
帯津良一医師しかいないと改めて感じ、
齢70歳からの
「人生・寿命のソフトランディング法」を模索しつつ、
再入院を決めたわけです。


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2010年10月22日(金)

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