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         第18回 
        原油高が不安なら 
        本日の香港市場は「重陽節」で休場です。 
        さて、NYダウが10,000ドルを割り込み、 
          日経平均も11,000円を割り込んでいます。 
          原油高が世界経済に及ぼす影響についての 
          不透明感が漂っています。 
          もちろん中国経済についても例外ではありません。 
          株式投資も目先は 
          原油の成り行きウォッチングを決め込み、 
          躊躇せざるを得ない状況だと思います。 
        そこで、市場動向はともかく、 
          原油高の影響を受けない個別銘柄を 
          2社ご紹介したいと思います。 
         
          【超大現代農業(香港 0682)】 
        同社は過去いろいろな問題がありました。 
          特に同社の「会計疑惑」などは 
          物議を醸し出しました。 
          おかげで同社の郭浩主席の名前も有名になりました。 
          同社は野菜・果物の販売が9割を占めます。 
          先進的な有機栽培農業で有名ですが、 
          中国国内では龍頭企業(優良企業)100社にも選ばれました。 
          中国13省に拠点を持ち、 
          日本を始め海外輸出も 
          売り上げの3割強を占めています。 
        【増収・増益】 
        同社は今週、本決算を発表しました。 
          売上げは前年比 25%増、 
          純利益は同じく 37.5%増となっています。 
          決算発表と同時に、同社は新たに 
          乳牛種牛業務に乗り出す計画と、 
          野菜・果物の生産基地を今後3〜5年間は、 
          毎年20%ずつ拡大していく考えを 
          明らかにしています。 
          また、特別配当を実施します。 
          配当金合計は0.08香港ドル(1株あたり)で、 
          配当利回りは約3%弱です。 
          尚、配当落ち日は11月17日 
          (権利付き最終日は11月16日)です。 
          株価は昨日(10月21日)2.675HKDです。 
         
          【蒙牛乳業(香港 2319)】 
        ご紹介してからだいぶ値上がりしましたが 
          押し目買いをお勧めします。 
          第4回を参照してください。  |