上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第27回
前哨戦

【全面高】

11月10日(水)は本土市場(A株・B株)や
香港市場の中国株が全面高を演じました。
指数で上海A株、B株はそれぞれ
3.6%、3.8%上昇。
深セン市場もA株、B株指数はそれぞれ
3.8%、4.1%上昇しました。
香港H株指数もザラ場で再び
4,800ポイント台に乗せ、
出来高も13億株強に膨らみました。

【企業年金のニュース】

当日、中国の労働社会保障部と
中国証券監督管理委員会が
「企業年金基金の証券投資に関する問題の通知」を共同発表、
初めて企業年金による
証券投資の口座開設、
決算などの問題について規定したということです。
そのことから、間もなく企業年金による
証券市場への投資が
解禁されるという観測が流れました。

現地証券のアナリストのコメントでは、
「企業年金の証券投資が
 承認されるということは、
 中国政府が資本市場の発展をサポートするほか、
 資本市場の長期発展に
 自信を持っていることの現われだと分析、
 中長期的に好材料視されると見ている。」
と一部メディアが伝えていました。
私も全く同感です。

そのほか、当局が証券会社を救済するため、
「中国証券登記決算公司」に
600億元の公的資金を注入する
といった観測も流れています。
更には、当局が年内のIPO再開を
見送る可能性が高いとの報道から
需給悪化懸念が後退した模様です。

温家宝総理、黄菊副総理が率いる
「証券指導強調チーム」を中心として、
今回のような好材料がこれからも
どんどん出てくる可能性は十分にあります。
当局の政策が証券市場に
ボディーブローのように
効いてくると思います。
証券市場を取り巻くセンチメントは
明らかに好転しています。
尚、企業年金の規模は
約1,000億元に達すると言われています。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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