上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第162回
香港市場の新規上場制度

香港の新規上場制度は、
日本の制度とは少し違います。
特に違うと感じるのは、
完全前受け制でしょう。

日本の場合、ある程度
信用があれば、
申し込み株数全額、お金が無くても、
申し込めますが、
香港では申し込んだ株数、
全額相当分の現金が必要です。

また、今回のような
海外でも申し込みをしている
大きな新規上場の場合、
株式の割り当ての大半が、
機関投資家になります。
個人投資家の割り当ては、
個人投資家の応募倍率によって
上下してきます。

基本的な公募枠は5%でしたが、
応募倍率によりこの枠が増えます。
応募倍率が40%以上、50%未満の場合、
公募枠は7.5%に。
50%以上の場合は10%に。
そして、100倍以上の倍は、
20%に拡大される予定でした。

しかし、今回の場合、
応募倍率が40%以上、50%未満のため、
公募枠は7.5%になったようです。
応募倍率が若干低かったのは、
直前に仮条件が引き上げられたことも、
ひとつの原因ではないかと
言われています。

また、機関投資家は
全額前金制ではないのですが、
今回の個人投資家の応募倍率が
予想より低かったことは意外らしく、
思った以上の資金が
必要となっているようです。

そのため、払い込み期日まで
機関投資家の換金売りが、
続くのではないかと言われています。

日本と香港では、
制度が違いますが、
この違いを認識することにより、
今、何が起きているのかを
考えなければなりません。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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