杉浦秀子さんが掘り起こしてくれる
日常に埋もれた美のヒント

第3回
美しくなることとお金の関係について

エステに行って、ピカピカに磨いて欲しい。
雑誌に載っている化粧品を全部買ってみたい。
好きなだけ洋服を買いたい。
女性の美に対する欲望はとどまる所を知らない。
そう、お金をかければ美しくなるという幻想にかられていますね。
この心理を利用して商売は成り立っています。

けれども、実際に
思う存分お金を使うことのできる人はほとんどいません。
それでは、私を含めてお金の無い人は
一生美しくなることはできないのでしょうか。
答えはNO。当然ですが。

次の課題としては、少ない持ち金をどう使うかです。
話は少しそれますが、女優の風吹ジュンさんをご存知ですか。
そう、サラサラヘアーの比較的年配の女性です。
もし、彼女が大仏パーマのおばさんカットだったら、
彼女は美しい人とおもわれていたでしょうか。
彼女は知っているとおもいます。
髪をきちんと手入れすることが
女性を小奇麗に見せるということを。
サラリーマンの奥様が、「今月は一万円浮いたわ」と喜んだ時、
ぼさぼさな頭を帽子でカバーして
以前から欲しかったブラウスを買うか、
美容院に行くか迷ったとしましょう。
私でしたら、美容院を選びます。
風水でも、髪がきちんとしていたり、
お肌が美しい状態であるのは幸福を呼ぶと言われています。
お肌のお手入れで、
高級化粧品を連想される方もいるとおもいます。
しかし、考えてください。
高級なものを使えなくなったときの惨めさを。
人生には予想できないことが起こります。
旦那様の会社が突然倒産したら、
突然美しくなくなってしまうのはいやですよね。
私はB級化粧品で勝負です。

お金を上手に使って美しくなるのは、
「美の要素」を研究することにもなりそうですね。


←前回記事へ 2003年6月4日(水) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ