第59回
提案美人は性格美人
今はインターネット時代です。
少し時間ができると、ネットサーフィンを楽しむことができます。
私も、なんだかんだと検索して
ネットを活用しています。
けれど、殆どの場合、ネットサーフィンをした後に、
無駄な時間を過ごしてしまったと
後悔することの方が多いのです。
何故かなと考えたところ、
誹謗、中傷の内容の文章が
あまりにも多いからではないかと思いました。
インターネットの書き込みをすると、
普段の人格と変わる人もいます。
急に過激に、攻撃的な性格になってしまうのです。
何にでも長所と短所はつきものです。
短所のところばかりを強調して人の揚げ足を取り、
人より優越感に浸っているとしか思えないひとが
あまりにも多いような気がしてならないのです。
本人がそれに気がついていないこともあります。
長所を誉めてあげれば、
いずれ短所を喰ってしまう勢いで
才能が開花するということもあるということを
知らないのでしょうか。
数年前に私が引越しをした時のことです。
そこで、チーフと思われる男性が、お客である私たちの前で
アルバイトの男の子を大きな声で叱り飛ばしていました。
現場の雰囲気は最悪で、
アルバイトの子は萎縮してしまって、
出来ることも出来なくなっています。
「何を見て、仕事をしているの」
と陰険な物の言い方で軽蔑しています。
しかも、私たちが居る前ですから、
アルバイトの男の子は人前で
「この子は無能」だとレッテルを貼られているのと同じです。
アルバイトの男の子の力が、
引越しで発揮されることは
まずないと言っていいでしょう。
男性と同じように、女性も揚げ足取りの性格に陥ってしまうと
美しくありません。
毒素を撒いて歩いているような雰囲気さえ感じてしまいます。
「美しい人」がそのような性格でしたら、
美しいことが返ってアダになります。
美しい人は男性から
「優しいに違いない」というイメージがあるのではないか
と思うのです。
その裏切りの代償は高くつくと思いませんか。
欠点を指摘するのではなく、
「こうした方がもっといいと思う」という提案をした方が、
建設的で魅力的です。
提案美人は性格美人にもなれそう。
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