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第16回
ベトナムに続々と投資する華僑のビジネス感覚(1)

中国に続く急成長のアジアの国として、
ベトナムが最近急速に注目されだしています。
多くの日本人には、
ベトナム戦争のイメージが強いかもしれませんが、
隣国の中国の経済開放政策を見習い、
10年近く遅れはしたものの、
ドイモイという経済開放政策が
1986年から積極的に進められています。
アジア危機などの困難に直面したものの、
経済改革の成果最近になって急速に現れ、
直近数年は8%近い経済成長率を遂げるまでになっています。

ベトナム最大の都市ホーチミン(以前は南ベトナムのサイゴン)は、
首都ハノイと比べて急速に発展しています。
この経済発展に大きく貢献しているのが、
ベトナム戦争終結前後に海外(特にアメリカ)に脱出した
ベトナム籍の華僑達で、
祖国のドイモイ政策が本物であると確信するや否や、
蓄積した富を持ってベトナムに戻って投資を始めました。
ホーチミンに来て驚くのは、
中国語(普通語と広東語)が結構通じることで、
これは華僑が多く主要な経済の一部を担っているからに
違いありません。

中国よりはるかに安い人件費と国民性は、
製造業に適しており、
当初は繊維産業や、靴の製造などの単純な投資が真っ先に、
元ベトナム華僑・香港人・台湾人を中心に行われました。
特に台湾は、
当局が台湾企業の過度の中国投資の政治的リスクを恐れて、
積極的にベトナム投資を推進したことから、
個人・企業を含め大小さまざまな投資が行われてきました。
また台湾の男性が中国大陸の女性と結婚した場合、
台湾に連れ戻すのが難しいのに対して、
中国語がしゃべれるベトナム華僑の女性の場合は、
性格も純朴であり台湾に連れ戻せることから、
多くの台湾男性がベトナム華僑女性と結婚しています。

中国の経済発展が、
当初は華僑の投資に大きくささせられたのと同じ構図が、
ベトナムでも行われていると言えるでしょう。

<つづく>


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2006年12月25日(月)

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