人生を楽しみ、豊かにすごすために

第25回
そんなに良い物件なら一緒に投資しろ! 
紹介者がリスクをとるかで判断!

日本の不動産投資案件を
複数の華僑に案内する機会があったのですが、
物件を気に入って、投資を真剣に検討する段階になって、
複数の華僑から要求されたポイントがありました。
それは、
「あなたも、ごく小額で良いから(手数料相当額でも良いから)
一緒に投資することが、物件を購入する条件。
但し、物件を売却できて利益が出たら、
あなたの投資割合より何倍もの利益配分をします。」
といったオファーでした。

彼らは不動産のプロとは言っても、
以前もこれからも
日本に居住しているわけではありませんから、
投資するに当たり
「何か落とし穴はないか?
この案件を本当に良いと思って推薦しているのか?
投資後きちんと物件を監督して欲しい」
という疑心暗鬼・不安な気持ちが出て来ても当然です。
「本当に良い案件か?」という事が一番のポイントで、
ある意味「踏み絵」を要求されているのです。
ここで、大抵の日本の仲介業者は引いてしまうのですが、
物件に自信があるから進めている訳ですから、
その申し出には喜んでOKを出していました。
小額の投資でも、一緒に投資すればパートナー。
同じ船に乗るわけですから、
こちらも投資する立場として真剣になりますし、
売るときは、高く売ろうと必死になるわけです。
彼らにとっては、そこが一番の狙いかもしれません。
結局私は、
「にんじんを目の前にぶら下げられて」
必死に走らされていたことになります。


←前回記事へ

2007年1月15日(月)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ