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第50回
ベトナム株は高すぎる?これからの投資方法とは?

先週ベトナムホーチミンに出張し、
今週も土曜日からハノイ、ホーチミンに出張予定です。

私はベトナム株に2005年末から投資し、
現在までの僅か1年半弱で、投資額が5倍になっています。
投資する際、10年で10倍になれば良いと
長期的観点から投資したので、
短期間でのこの結果は喜ばしいとは言え、
今の高株価には疑問を持っています。

2005年当時、株式市場の時価総額が僅か500億円だったのが、
今や1兆5千億円になり、タイの時価総額を超えてしまっています。
PERも一桁の企業が多かったのが、
今ではPER100倍を超えている会社もあるほどです。

優良会社の外人持ち株比率は軒並み49%の上限にはりついており、
株を新たに買おうと思っても買えない状況です。
日本で募集したあるファンドなどは、
募集して半年以上経つのに、
まだ半分も投資できていないという状況です。

先週、ホーチミンで
ベトナム最大の製鉄会社の若手社長と会ったとき、
株式市場の話になりました。

「この1年間株式投資で、
US$5,000万儲けましたが、もう終わりでしょう。
今のPER100倍が、200倍になると思いますか?」

「国有企業の民営化、株式上場狙いの投資を考えていますが、
どうでしょう?」

「高橋さん、私も実は同じことを考えています。
一緒にやりませんか?」

国営企業の中には、
街のど真ん中に工場を持って膨大な含み益があるにも関わらず、
本業が赤字の会社が多数あります。
赤字な為、民営化の際の株価も低く取得でき、
民営化後は街中の工場を郊外に移転して、
街中の土地を開発すれば、膨大な利益が生まれます。
そして、会社を上場させる。
こうしたビジネスモデルでの投資。

ベトナムでも有数な民間企業のオーナーを
パートナーとしての投資戦略。
きっと大成功すると思っています。

この若手経営者も実は、
旧知のマレーシアの大物実業家に紹介された経緯があります。
華僑人脈。
これが私の成功のキーワードです。


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2007年3月16日(金)

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