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第51回
ベトナム投資でアドバイスを受けている
2人の大物ビジネスマン

脚光を浴びているベトナム投資ですが、
いいことばかりが強調されすぎているような気もしています。

ベトナムは中国と比べても法制度の整備が遅れており、
透明度も低く、
まだまだ魑魅魍魎とした投資環境であるという事を
まず理解しなければならないと思っています。

リターンも高いが、リスクも高いということでしょうか。

ただ、リスクをうまくコントロールできれば、
ミドルリスクハイリターンも十分可能だということです。

私はこのリスクを軽減させるために、
現地の有力者からのアドバイスを大切にしています。
特に親しいのは、大物華僑ビジネスマンの2人です。

A氏は、前回もご紹介しましたが、
若干32歳にしてベトナム最大の製鉄会社の社長。
同社と傘下のタクシー会社が今年上場の予定です。
株式市場で5000万ドル儲け、
今後は国家の政策である民営化に伴う投資を
私と共同して行うべくプロジェクトを進めています。

B氏は、ルビーの鉱山を持ち、宝石ビジネスで財を築き、
数々の不動産プロジェクトを成功させました。
傘下の製造会社を6000万ドルで売却し、
現在ハノイの数箇所で巨大不動産開発を計画しています。
不動産プロジェクトで私とどう共同できるか議論しています。

二人に共通しているのは、
華僑であること・政府上層部に太いパイプを持っていることです。

政府と密接な関係がなければ全てが順調に進まないのが、
ベトナムの現状です。
外国人では入ることが出来ない世界が
まだまだあると言えるでしょう。

最近野村證券も
ベトナムの国営資本投資会社と業務提携を結びましたが、
さすが目の付け所が違うなと感じています。

大機関投資家も狙うベトナム民営化に伴う投資。
これが、キーワードですね。


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2007年3月19日(月)

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