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第94回
世界中を飛び回り始めた日本のお金

かつて日本の商社マン・銀行員が
世界中を飛び回っていたのと同じように、
日本の個人のお金が世界を飛び回るようになっています。

このグラフは、家計(個人のお金)が
外貨資産に投資している残高の推移を示したグラフです。

2001年まではほぼ横ばいだった投資が、2001年以降、
特に2005年からは急激に増えていることがわかります。

低金利が続く日本でも銀行・郵便貯金一辺倒だった個人が
ようやく目を覚まし始め、
高いリターンを求めて
経済成長いちじるしい地域等(BRICS,VISTA等)へ
投資をシフトし始めたことが大きな原因だと考えています。

低成長の日本と、高度成長を続ける地域と中長期的に見て、
どちらのリターンが高いか?

現在の円安傾向ですが、
こうした一方的な家計の円売りドル買いも
大きな原因だとされています。

日本に住んでいるので我々は気がつきませんが、
円安=資産の減少とも考えられるのです。

イギリスの元首相サッチャーが登場するまで
イギリス経済は長期の不況の元、民衆は経済苦にあえいでいました。
そんな中でも富裕層は優雅に暮らしていました。
何故でしょうか?
資産をイギリスだけでなく、
高いリターンが得られるほかの地域にも投資していたからです。

華僑も資産を運用する際、
世界中の投資チャンスを冷静にみつめて、
どの地域・資産に投資すればリターンが高くなるかを
常に判断しています。

私も、高度成長持続が期待できる場所に
中長期的スタンスで投資しようといつも考えています。


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2007年7月16日(月)

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