やがて本気で好きになります

第100回
【最終回】聴いて、集って、ジャズを愉しむ

この連載もついに100回。いよいよ、最終回です。
これまで、様々な角度から
ジャズの愉しみ方を書き続けてきましたが、
最後に“人との出会い”について書いてみます。

ジャズが好きな人や、かつてジャズが好きだった人は、
意外と身近にいることもあります。
私自身、“ジャズ”がキッカケで随分と交友の輪が広がりました。

たとえばですが、数年前のこと。
留守電のメッセージのバックに
ジャズが流れている会社がありました。
社長に「ジャズがお好きなんですか?」と尋ねると、
「そうなんだよ、じつは私の周りにはジャズ好きがいなくてね」と、
それこそ堰を切ったように、嬉しそうにジャズ話を始めました。

今では、
『釣りバカ日誌』のハマちゃん、スーさんコンビよろしく、
仕事を離れれば、
その社長とはジャズ友達として仲良く付き合っています。

もちろん、自分ひとりの密やかな愉しみとして
ジャズを聴くことを否定するわけではありませんが、
同好の志を1人でも見つけると、楽しさが倍増すると思います。
互いに好みが一致すれば、それこそ初対面でも
十年来の友人のように打ち解けることが出来ますし、
たとえ、相手の好みが、自分の守備範囲とは異なっていたとしても、
「聴かず嫌い」だった新しい分野が拓ける可能性だってあります。

もし、身の回りにそのような人がいなければ、
ジャズのイベントなどに顔を出すのはいかがでしょう?

たとえば、四谷のジャズ喫茶「いーぐる」では、
土曜日の午後は頻繁に講演&お勉強会が行われているので、
そこに顔を出せば、ジャズの勉強になる上、
講演後の打ち上げも気軽に参加することが出来ます。

また、吉祥寺の「メグ」でも、
定期的に「メグの会」が催されているので、
それに参加すれば同好の志が見つかる可能性大です。

私自身も、今後、初心者向けに
「音聴き会」と名売ったイベントを定期的に催そうと決めました。
これに、ご参加いただければ、
きっと交友の輪が出来ることと思います。

さて、この連載は今回で終了ですが、
今後は「音聴き会」で読者の皆様とお会いできればと思います。

短い間ですが、ご愛読ありがとうございました。

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http://www.02.246.ne.jp/~unamas/eagle.html
ジャズ喫茶「いーぐる」のホームページです。
不定期に土曜の午後に催される「いーぐる特集」のチェックはこちらでどうぞ。


http://tokyo.cool.ne.jp/wedscafe/
「メグの会」のHP。日時はこちらでご確認を。

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「音聴き会」の日程、情報に関しては、
私のHP(http://www.interq.or.jp/tokyo/nuage-01/)か、
メールマガジン(http://www.interq.or.jp/tokyo/nuage-01/jazz_magazine.htm)
でお知らせしています。
是非、覗いてみてください。
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2006年4月10日(月)

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