「初心のときめき」を忘れるな
歌の文句に、「時計の針をとめて!」というのがあるが、恋の逢瀬に夢中になっている時はあっという間に時間がたってしまう。時間がたたずに、別れの時が来なければよいのに、と思うのも人情であるが、時間の針をとめても、時間の方は容赦なくすぎてしまう。時がたてば、恋のボルテージは下がり、ラブ・イズ・オーバーということになる。それだからこそ歌謡曲も流行し、テレビドラマも視聴者を集めるのだが、そうした時間の経過から自分をとどめようとすれば、同じように流されて行かないように原点に戻らなければならない。その原点はどこかというと、「初体験の時」「初心のときめき」ということになる。
時間というものは、客観的な、物理的な時間だけのことではない。物理的な時間は限られているので、それをいかに有効に無駄なく使うか、は大切なことである。そのことについては、この本のはじめのところでふれてきた。
←前ページへ 次ページへ→

目次へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ