"次はここだよ"新興国投資術-戸松信博

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第148回
中国の有望医療銘柄

いまのところ、H株は200日移動平均線からの
58〜60%下方乖離ラインで綺麗に反発。
その後も順調にきていますね。

むろん、米国の景気後退はこれからが本番でしょうから、
このままV字回復・・・というほどアマくないでしょうが、
短期的には反発局面が期待できるところでしょうか。

本格反発は、これから何度か200日線を目指しては反落
ということを繰り返していって、
しばらく時間をかけて
200日線の向きを下向きから上向きに変えてからです。

逆にこの低迷時にポートフォリオの修正や
買い増しを行いたいところですよね。
今なら優良銘柄がとんでもない安値で買えるわけですから。

そこで色々と銘柄を調べていっているのですが、
医療銘柄でいくつか面白い銘柄をみつけました。

ある銘柄は、自己資本の7割に相当する
ネットの現金(現金−有利子負債)を持っているほどの
抜群の財務内容を持ち
(逆にいえば利益を産まない現金を必要以上に持つのは
経営効率的には良くないともいえるのですが)、
毎年安定したプラスの営業キャッシュフローを上げており、
一方で投資は控えめなので
フリーキャッシュフローが多く発生。

余ったフリーキャッシュフローから5〜6割も
配当へ回して高配当銘柄となっているものがありました。
しかも業績も順調に拡大しているのです。

よく雑誌では、堅実で業績が拡大して、
配当をしっかり出している銘柄が予想PER5倍以下、
予想配当利回り10%以上まで下がったら買い、
ということを言っていますが、
同社もそれはまさにそんな銘柄の1つだと思います。

これは一例ですけど、
今でしたらこういった銘柄は探せば
いくつか見つけ出すことが出来ますので、
あせらずに、安値安値でひろっていって、
将来の株価上昇に備えていきたいところです。




 
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2008年11月6日(木)

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