第150回
ＨＡＧＬが上場認可

この欄でも何度かお伝えしてきました
ホアインアインザーライ（ＨＡＧＬ）が上場を認可されました。

いつ上場するのですか？
というメールもけっこういただいておりましたので、
ようやくというところですが、
このままいけば08年12月上旬にも上場となるようです。

なお、同社はＫＰＭＧに資産評価をさせていますが、
ＫＰＭＧは不動産について
ＣＢＲＥのように事業価値の評価方法は取らずに、
保有している資産を単純に現時点で売却したらどのくらいか？
という評価方法のようです。

それでも、不動産価格をどのぐらいで評価するかによって
だいぶん違ってくるのではないかと思います。

少し前の不動産価格で評価すれば、
25兆ドンぐらいはいったのではないかと思いますけど、
ここ最近の低迷した状況を加味すると
15〜18兆ドンぐらいで落ち着くのではないかなと思います。

ざっくりとしたところで１株あたりの価値になおせば、
８万〜９万ドンぐらいではないでしょうか。
それでも現在ＯＴＣで評価されている株価よりは高くなります。

たぶん、上場前に、
この評価と08年の予想見込み
（たぶん昨今の状況を加味した下方修正）を抱き合わせで発表して
上場となるのではないかと思います。

ということは上場初日の評価株価は
８万〜９万ドン（±20％）となるのではないでしょうか。
ただ、株式市場が低迷している状況を加味すると、
その他の最近上場した銘柄同様、しばらくは売り圧力が強まって、
下落傾向が続くのではないかと思います。

しかし、そこで大きく下落したところは
買いのチャンスではないかとも思います。