第151回
年初来株価指数騰落率
外国株に投資する際に円高リスクは
かならずみておかなくてはなりませんよね。
では、通貨の騰落込みで見たときの、
各国の年初来騰落率はどのようになっているのかをみてみましょう。
11月17日時点の世界各国の08年年初来株価指数騰落率を見てみると、
以下のとおりです(騰落率は円ベース)。
ニューヨークダウ |
−44% |
ブラジルボベスパ指数 |
−61% |
ロシアRTS指数 |
−76% |
FT100指数 |
−58% |
ドイツDAX指数 |
−56% |
スイスSMI指数 |
−44% |
UAEアブダビ証券取引所指数 |
−48% |
UAEドバイ金融市場指数 |
−71% |
日経平均 |
−44% |
韓国総合指数 |
−67% |
ハンセン指数 |
−59% |
H株指数 |
−63% |
上海総合指数 |
−65% |
インドNIFTY指数 |
−68% |
タイSET指数 |
−63% |
ベトナムVN指数 |
−69% |
シンガポールST指数 |
−59% |
どの国も似たり寄ったりの惨憺たる状況ですが、
日本株は悪い悪いと言われますけれど、
日本円が強くなっていますので、
円ベースでの騰落率は、
結局、最も下がっていないと言われるニューヨークダウと
騰落率は変わりません(スイスも同じ騰落率ですね)。
今後も円高傾向は続く可能性が高いのではないでしょうか。
その次に下落率が低いのは
08年年初はまだあまり過熱していなかったUAEアブダビです。
こうして一覧にしてみてみると、
ちょっと意外な一面も見えてきますよね。
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