医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第13回
残りもの、生もの、冷たいもの・・

生きている内に救急車のご厄介になりたくなかったら、
生もの、残り物、冷たいものを、
できるだけ食べないようにすることが大切です。
先日もこういうことがありました。

急にめまいがして身動きできないと電話がありました。
こういう場合はほとんど食べ物が原因のことが多いのです。
食べ物の中にいた大量の病原菌が三半規管や小脳にまで行って
めまいを起こしているのです。
何を食べましたかと聞いたら、
正月の残りのものを食べていましたというのです。
一種の食中毒ですが、
下痢をしたり吐いたりする細菌ばかりではなく、
食べると腰や膝などの関節が痛くなったり、
めまいを起こす細菌もいるのです。
私の母親は、よく観察していると、
食べ切れない残った食べ物をよく冷蔵庫にしまいこみます。
いつ入れたか忘れてしまい、食べて具合が悪くなり、
救急車の世話になったことが何度かありました。
救急車の世話にならないまでも
大騒ぎになったこともあるのです。

ところが、家内の父は92歳で元気ですが、
生まれた時は未熟児で胃腸が弱かったそうです。
何度か食べ物でひどい目にあってから、
残り物は一切食べない。朝のものでも昼は食べない。
寿司や刺し身などの生ものは食べない。
冷たいものも食べないのです。
それを実行しているので、ほとんど病気もしません。
急に体調を崩して、大騒ぎになることも今まではありません。
残り物だけでも食べないようにすると
病院の世話になることも減るはずです。


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