医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第47回
ギターを見ながら寝るのです

61歳の人ですが、
最近胃腸の調子がよくないのです。
それに口臭が気になりますというのです。
この人は肩の痛み、頭痛、不眠などがあり、
寝室を片付け、漢方薬を投与してよくなっていたのですが。
調べてみると、右側に蓄膿症が起きていて、
胃腸も悪くなっていました。

原因は電磁波を大量に浴びていたため抵抗力が低下して
胃腸と副鼻腔に炎症を起こしていました。
寝室にはなにもないはずなのに、どうしたのですか?
と聞きましたら、体調もすっかりよくなり、
どこも悪くなくなったので、
愛着のあるギターを寝室に持ってきて、
それを見ながら寝入るというのです。

一時はそれも他の部屋に移して体調がよくなったのですが、
もういいだろうというので、持って来ました。
昔も使い、今も時々弾いている愛着のあるもののようなのですが、
やはり寝室からは出さないと
体調はよくならないことを話しました。
こういう人は多いのです。

体調がよくなってしまったので、自分で勝手に判断して、
病気になった時と同じ状態にしてしまうか、
あるいは寝室に色々なものを持ち込んで
また再発するというパターン。
それで数ヶ月するとまた来院ということになる人が多いのです。
これが癌やその他の難病だったらどうでしょうか。
病院に入院してよくなり、退院してきて、
病気をした時と同じ状態の部屋に寝る、
また再発ということになります。
病気をした部屋はすっかり片付けることが必要です。
片付けることが目に見えない効果を生むのです。


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