医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第48回
大豆製品が身体に合わない人がいる

57歳の人ですが、
食後に頭がぼーっとして、
昼寝をすると余計に疲れるというのです。
湯豆腐などの大豆製品で酒を飲むと
どういうわけか決まって悪酔いするのです。
自分では飲み過ぎる為に悪酔いするのだとずっと思っていました。
調べてみるとこの人にとって大豆が免疫を落とすこと、
肝臓に非常に悪いことが、オーリングテストでわかりました。
そこで、一切の大豆製品を食べないでみたのです。
翌日から効果が自覚できました。
食後の頭が働かない状態がなくなり、
昼寝をしても疲れるということはなくなり、
身体が軽くなったのです。

色々な人で調べてみると、
かなりの人で大豆が合わない人がいるのです。
特に慢性の病気を持っていてなかなか治りが悪い人です。
大豆製品をたべると白血球の中の好中球の働きが悪くなり、
感染症が治りづらくなる人もいます。
納豆がいいとか、大豆は健康にいいとか、宣伝されていますが、
自分にとってどうかをよ〜く自分の身体に聞いてみてください。

米が合わない人もいます。玄米が合わない人もいます。
小麦が合わない人もいます。
胃ガンの人は割合、米が合わない人が多いような傾向があります。
膠原病と言われる人で、米と大豆が合わない人がいました。
これを止めると当然症状は改善します。
大腸癌の人で肝臓に転移していて、
自分に合わないそばと乳製品を頑なに食べないで、
しぶとく生き長らえている人もいます。

偏食を治すとあまりよくないと思います。
特に脳組織にダメージを与えるようです。
それを食べて自分の体調がどうなるか?
というのを考えることが大切です。
体調がいい時、何を食べたかなとか、
悪い時は何を食べたかなと思い出してみることです。
それから小さい時に無理に偏食を治された、
自分が嫌いなものを治された記憶があったら、
嫌いだったものは今も自分の体調を左右しているかもしれません。


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