医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第125回
身体がほてって冷や汗をかくのです

62歳の人ですが、
気管支喘息、緑内障、前立腺肥大、
その他に今まで2回脳梗塞を起こしているのです。
寝室には、テレビ、時計、針金のハンガーなどがあり、
大量の電磁波を浴びていました。

この人は20代から冬に電気毛布を使用しています。
その結果が病気の問屋みたいになったのです。
40年間も電気毛布を使用しても、
生きていられるのは、身体に金属が溜まらない体質だからです。
電磁波に強い体質と言えるでしょう。
でも、やはり長期間にわたって影響を受けると
このような病気の問屋になるのです。

こういう変な症状はまず、
寝室を片付けることが第一だよと話しました。
喘息もありましたので、薬をOリングテストして選ぶと、
茯苓、杏仁の入った桂枝加厚朴杏仁湯、
川弓、艾葉の入ったきゅう帰膠艾湯、
麥門冬、麻子仁の入った炙甘草湯の
3つが効果があることがわかりました。
三日間投与。

三日後に来て、冷や汗は大分楽になったといいます。
ゼイゼイしていた呼吸音も軽くなっていました。
今度は、桂枝加厚朴杏仁湯、半夏瀉心湯、当帰芍薬散の
3つが効くようです。
これを4日間投与しました。

4日目に来て、冷や汗はほとんどよくなった。
風邪を引いたというので、
Oリングテストすると風邪の細菌やウィルスの反応があり、
それには、桔梗湯が効くことがわかりました。
それで、桂枝加厚朴杏仁湯と桔梗湯、半夏瀉心湯を
2週間投与しました。

2週間後に来院し、
風邪は治ったが、また冷や汗がでて、
呼吸がゼイゼイしていました。
全くもとの悪い状態にもどってしまったのです。
調べると、全身強く電磁波を浴びていました。
どうしてこうなったか詳しく聞いて見ると、
一日中ストーブの床暖の上にいて、
テレビを見ているというのです。
これではもとのように悪化するのは当然です。
ストーブの床暖ばかりでなく、
床暖房は身体に非常によくないのです。
このことをみなさんもよく解ってほしいです。

電気毛布を使う季節になりましたが、
使わないように、捨ててしまうこと。
寒い時はヤケドしないように湯たんぽにしてください。
ボケや病気になってからでは遅いのです。
本人には、床暖の上にアルミのシートをしくこと。
お湯の配管に単一の新しい乾電池のプラスをくっつけておくこと、
乾電池は一ヶ月に一回新しいのと取り換えることを話し、
処方は桂枝加厚朴杏仁湯、きゅう帰膠艾湯、炙甘草湯の
3つをだして、
きちんと実行するとよくなることを話して返しました。


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