医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第285回
指先がしびれて治らないのです

ある人が5年前より両手の親指を除く4本が痺れていて、
つめたくなると訴えていました。
痺れているのは大概ヘルペスウイルスの反応があり、
それを治療してしまうとしびれはとれてしまいます。
冷えるのは、動脈硬化も関与しているし、
自律神経も関与しています。

診察してみると、全身強く電磁波をあびていて、
カラダ全体の機能が低下しているのです。
寝室には目覚し時計が2個、鏡台、
針金のハンガーなどがありました。
電磁波を浴びていると、血流障害も起こすし、
抵抗力も落ちるので、寝室はものを奇麗に撤去して、
布団以外は何も無い状態にするようにと話しました。
5年も症状がとれず、あちこちで治療したそうです。
早く治そうとするなら、
言うことを聞いて実行して欲しいといいました。
そして、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、麻黄細辛附子湯、
弓帰膠艾湯を一日分投与しました。

翌日来院し、単純ヘルペスウイルスの反応はなくなっていました。
帯状疱疹ウイルスの反応がまだありますが、
しびれはいくぶん軽くなったといいます。
まだ電磁波を大量に浴びていましたので、
もう一度寝室の片付けを徹底するように話しました。
今度は、麻黄細辛附子湯、茵陳五苓散、桂枝加葛根湯を
二日分投与しました。

その後10日以上過ぎてから来院して、
痺れは非常によくなったといいます。
電磁波はほとんど浴びていませんでした。
帯状疱疹ウイルスや単純ヘルペスウイルスの反応も
なくなっていました。
今度は、動脈硬化も少し反応するので、
その原因として、口の中の細菌があります。
その治療には八味丸が効きます。
そして、両手首の脈をオーリングテストして調べると、
当帰四逆加呉茱萸生姜湯と麻黄細辛附子湯が
まだ効果があることがわかりました。
そこでその三つを処方しました。

寝室を片付けて、夜の間は電磁波を浴びないということは
今の生活では非常に大切なことです。
日中は電磁波を浴びるような生活をする人がほとんどですから、
夜寝ている間は電磁波を浴びないことがいかに大切か
わかると思います。
でも、世の中、様々な人がいるものです。
病院にこない人、つまり病気をほとんどしない人の中には
電磁波を浴びるとますます体調がよくなる人がいるのです。


←前回記事へ 2005年11月25日(金) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ