医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第289回
あなたも大豆製品がダメなんですよ!

ある人とお話をしている時、
子供のころからよく病気をしていて、
お腹を壊したり、痛かったり、
風邪をひきやすかったりということで、
どうしたら丈夫になれるでしょうかというのです。

この人は目がキラキラしていて、
一見して脳の働きがいい人だということがわかったので、
きっと大豆製品が原因だろうなということで、
調べて見ると、全くその通りなのです。
首から下には大豆製品が全く合わないのです。
首から上には非常に良い働きをするので、
脳のタメに好きで食べようとするのです。
脳が要求すると言ったらいいでしょうか。
今でも好きでよく食べるというのです。
それに大豆製品は女性にはいい食べもので、
しかも血液もいい状態にするという
マスコミの話しを鵜呑みにしているので、
なおさら良く食べるようにしているというのです。

私が大豆製品があなたの免疫を低下させているのですよ。
呼吸器系にも胃腸にも肝臓にもダメージを与えるのです。
大豆製品を食べないようにすると元気になります、と言いました。
大豆製品は食習慣と深くかかわり、
色々なものの原料として使われています。
調味料から製品に至るまで幅広く使われていて、
それを避けるというのは、むずかしいという人もいます。

だからこそ大豆製品が合わない人は病気が根深く、
それに気付かないと一生病弱ということになり、
医者に行っても治らない病気になったりするのです。
ありとあらゆる病気というか、
様々な苦しい体験をすることになる人もいます。
現に今でも苦しんでいる人もいると思います。
病気の根本的な原因は大豆が合わないことなのですから、
入院して絶食して、あるいは、食事が変わって
良くなって退院しても、
またすぐにおかしくなるという状態を繰り返すのです。

子供の頃、食事をするとまもなく腹痛に襲われ、
2〜3時間七転八倒する、最初は医者に駆け込んでいたのですが、
そのうち自然に治る事に気付き、
そのような状態を繰り返していた。
なんで?なんでそうなの?
それが大豆製品が原因だったなんて
誰も説明してくれなかったのです。

で、その人は中国の人だったので、
思いだしたように話してくれました。
そういえば、子供の頃、中国のお医者さんに
あなたは大豆とピーナッツをやめなさい、と言われたといいます。
それを守っていたら、病弱から開放されていたのにね。
その頃はなんでか、良くわからなかったと。
でも、今、目をキラキラさせて、うなずいていました。


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