医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第426回
左足の踵が痛い

一年以上前から踵の痛みを訴え病院に通っているのですが、
良くならないということです。
レントゲン写真では白く抜けていて
骨折の可能性があるというのですが、
MRIでは異常がないというコメントだったとのこと。
検査で異常がなくても症状があるということは
異常があることですから、本人にとってはつらいことです。
歩行もままならないこともあるのですから。
痛みの部位には細菌やウイルスの潜伏感染があるのです。
その他の異常も隠れていることがあります。

診て見ると、全身強く電磁波を浴びていました。
それと身体の中心部、眉間から鼻、咽、胃、ヘソ、
膀胱から背中まで身体を一周して鉄や銅が蓄積しているのです。
それと痛い踵にも鉄や銅が蓄積しています。
この原因は何度も言ってるように、
副腎、脳の赤核、脳下垂体前葉、後葉の異常があり、
金属の排泄がうまくいってないのです。
寝室にはテレビ、コンポなどがあり、
それらを撤去するようにいいました。
治りに直接影響してくることも話しました。
撤去してしまうと、治りが早いよ!と。

副腎、赤核、脳下垂体などの異常に半夏厚朴湯が効きますので、
それを一日分投与しました。
翌日来て、あれほど頑固だった痛みが
楽になってきたと言いました。
もちろん電磁波は浴びていません。
この電磁波を浴びないということが本当に大事なのです。
十中八九の人は翌日にはかなり良くなったというのですが、
中には何も変らないか又は前よりも悪いという人がいます。
こういう人は100%近く
寝室での電磁波を浴びている状態が全く変らない人なのです。
本当によくなりたいのかな?
と誤解したくなる人もいるのですが、
まさかそういう人は一人もいないと思います。

今度は、副腎や赤核などに、
当帰四逆加呉茱萸生姜湯、麻黄細辛附子湯、八味丸を
2日分投与しました。
2日後に来て、副腎や赤核は正常になっていました。
踵の痛みは非常に軽くなったと言いました。
今度は、小腸の働きを良くするために、
当帰四逆加呉茱萸生姜湯、麻黄細辛附子湯、半夏厚朴湯です。
1日分投与しました。

翌日来て、痛みはほとんどよくなったといいます。
まだ小腸が良くないので、
当帰四逆加呉茱萸生姜湯、麻黄細辛附子湯、八味丸を
3日分投与しました。
3日後、小腸は良くなりました。
今度は肝臓です。
これには茵陳五苓散、温経湯、炙甘草湯を3日分投与しました。
3日後、肝臓の異常は反応しなくなり、
今度はむくみが気になるということです。
前からむくみがあるのですが、
踵の痛みに気を取られて、言うのを忘れて居たというのです。
むくみは大概は右手がむくむ時は右の腎臓の働きが悪く、
左手や左足が浮腫む時は左の腎臓の働きが悪いのです。
そこで、八味丸、半夏厚朴湯、真武湯を4日分投与しました。

3日後に来て、足の踵の痛みは全くないということでした。
ここまで、2週間でした。


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2006年10月20日(金)

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