医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第428回
秋の奥入瀬渓流はいかがですか

ついこの間もアメリカから来た人がいました。
1週間以上滞在して身体の治療をしながら、
ついでに青森県のあちこちを観光していました。
治療そのものは大して時間もかからないので、
終わると時間に余裕ができます。
翌日までの時間に十和田湖に行ったり、
青森のネブタの里に行ったり、
白神に行ったりする人もいます。
その人がアメリカに帰ってから
ブログに青森に居た時の写真を載せていました。
それを見て、へえ〜こんな所にも行ってたんだ
と感心することしきりでした。
それと来た時とは雲泥の差のような
生き生きした表情をしていたのには、
とてもうれしくなりました。
シオレタ花に水をやるとピーンとなるような感じに
変身していたのです。

ねぷたの時期に来て、青森のネブタ、弘前の扇ねぷた、
五所川原の立ちネブタと3ヶ所も見た人もいました。
見てきた人の感想を聞いて、
なるほどそういうふうによく見えるのか、
と逆に感動のおすそわけをしてもらいました。
りんごもこれからどんどんとれてきます。
色々な種類のりんごがあります。
りんごはやはり取れたてが一番おいしく、
時間とともにりんごの表面にあぶらが浮いてくるのです。
こうなるとあまりおいしくなくなります。
温泉もあちこちにあります。
温泉に入るなといいますが、入ってもいいのです。
キチンと治療しますので。
温泉に入るとどうなるかというのも
体験してみないとわからないのですから。
治療した後に入ると、
なるほど温泉に入るとこういうふうな感じになるのか
とはっきり良い効果か悪い効果かが体験できるのです。

気持ちのいい秋晴れ、赤いりんご、
それに遠くに見える岩木山。
稲刈りの終わった田んぼ。
すすきの穂。
ひょっとして青森ってとてもいい所かもしれないな、と。
青森市から向かう十和田湖もいいですよ。
途中から奥入瀬渓流を歩いて
十和田湖まで紅葉を満喫しながら歩くのもいい。
治療して体調を良くし、歩けるようになるのですから、
気分も最高です。
脳の治療をし、働きも良くなっている時の感動というのは、
また格別違ったものに感じられると思います。
何十年も忘れていたような脳の感じがヨミガエルって
なんとも言えないものです。
パッパッパと考える事が淀みなく思い出され、
出てくるというのは、ふう〜、あ!この感覚だというふうに、
少しは昔の頭が冴えていた時期に重なる感動が
なんとも言えずふうーと浮かんでくる。

いいですよ、奥入瀬渓流。
さらさらと流れる水を見ていると、
子供の頃の気持ちがぽぽっと浮かんできます。
脳がこんなに淀んでいたのか、
でも治療によってこんなにも良くなるものか、
そういう気持ちを味わわせたいです。
どうしよう、どうしようと気ばかり焦って、
やることなすことがうまく行かない、
なんで?どうして?と思う時間があったら、
奥入瀬渓流を見においでよ。
これからが最高の季節です。


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2006年10月25日(水)

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