医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第436回
子供は一人ではできないよ!

今どき人工的に妊娠させるようなことをすると
一人でも子供はできますが、
夫婦で子供を作ろうとする時、
不妊の原因が女性だけにあるなんていうことはないはずです。
でも、どういうわけか、
不妊で悩んでいる人は女性だけが訪れる事が多いのです。
植物を育てる時、畑が悪いか、種が悪いか、
考えてみれば簡単にわかりそうなものです。
どっちかが片一方悪い時もあるし、どちらも悪い時もあります。
どう考えても不妊の原因というのは、
潜在的な細菌やウイルスの感染が
主となっていることが考えられますので、
検査でそういうものが見られないから異常ないなんて
考える方がおかしいと私は考えています。

不妊ということでなくて、
ひとつの病気を考えてみても症状があって
検査で異常ないとでていても、
オーリングテストしてみると、
はっきりと細菌やウイルスの感染の反応があり、
その感染している細菌やウイルスを治療すると
症状も消えていくことの方が圧倒的に多いのです。
ということから考えると
不妊という現象も一番考えられるのは、
細菌やウイルスの潜伏感染があると考えるのが
自然ではないでしょうか。

女性だけ治療していても埒があかないということは
自明の理です。
やっていることはピンポンをしているわけですから、
細菌やウイルスのやりとりをしていて、
片方だけ治療しても決してよくならないことは、
納得いくと思います。
クラミジアの感染で不妊になる人もいますが、
それだけが主役だと思うと大きな間違いのもとです。
五万といる細菌やウイルスが
色々な悪さをしているわけですから、
それらをキレイにしないといけないのです。
へえ〜、私はそういうことしてないという人もいるわけですが、
細菌やウイルスは目でみてわからないのですから、
その人がたくさんの運び屋だということは
わかるわけないのです。
いずれにしても、二人で治療して
わんさかいる細菌やウイルスを
キレイサッパリ掃除してしまうのが後々のため、
子供のためでもあるのです。

ある新聞を読んでいて、
高齢の男性が子供を作った時
女性が流産する率が高くなるという記事がありました。
今までの私のコラムを読んでいる人は
なるほど!とピンとくるはずです。
なんのことはない、
細菌やウイルスをたくさん抱え込む率が高くなるからだ
ということのためだろう、と。
治療しないでおくと、
それが深く深く潜航してネットワークを作り、
治療に抵抗するような状態になってくるのです。
細菌やウイルスを補給することを繰り返していくと、
がっちりとしたバックネットのような
強力なネットワークになってしまうのです。
そうなると治療に抵抗し、特別なことをしないと
子供ができないということにもなるのです。
こういうことは自分と関係ないことと考えていると
平気でいられます。
ハッと思った時、治療のしどきなのです。
治療すると全身の体調が良くなるのです。


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2006年11月13日(月)

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