医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第454回
蓄膿症が怖い

蓄膿症の患者さんを治療していたら、良くなってきたのです。
その人が今まで2回も手術をしていて、
もう手術はこりごりです、と。
耳鼻科の先生にはまた10年もしたら手術だね!
と言われたそうで、
それを考えるだけで、身が縮む
というような事を話していました。

蓄膿症というのは、細菌感染症なので、
きちんと治療すると手術する必要のないものなのです。
服用している薬がそこの細菌やウイルス、真菌などに
キチンと効く薬であることが先ず必要です。
そこが違うと、いくら長期間に渡って服用しても
意味がないどころか全然治りません。

Oリングテストをして、
どのような細菌やウイルス、真菌などが
感染しているかを決めて、
それに合う抗菌剤または漢方薬を使用します。
私の場合はすべて漢方薬を使用します。
そして、効くはずの薬を服用していても、
患部に薬が届いていない場合もあります。
そうすると薬が効いていない、
治らないということが起こります。
その原因は身に付けている指輪、ネックレス、ピアスだったり、
または洗濯標示、タグだったりします。
或いは、歯の治療に使用した
金属やインプラントだったりすることもあります。

薬を届くように、そういうものを徹底して排除する、
取除くなどします。
インプラントは簡単に取り外すことが出来ない為に、
それを行う事は薦められません。
一旦問題なものだったりすると大変な目に合う事になります。
指輪やネックレスとわけが違います。
それから、身に付ける衣類が原因で
薬が患部に届かないこともあります。
そういう場合は患部に薬が届くようなものに変えてもらいます。
そして、患部に対応した両手の部位を
よくマッサージしてもらうのです。
その他に寝室で電磁波を浴びないということも非常に大切です。

こういうことがキチンとできたら、
そう心配することもないのです。
治っていくのですから。
治らない時は治らない原因があります。
その原因を探っていくと身近な所に原因があるものです。
好きで食べていたものの中に細菌が含まれていて、
それが治らない原因だったりします。
または健康にいいとハナから信じて
飲んだり食べたりしていたものが
細菌に汚染されていたなんていうことはザラにあります。

今までの治療法が適切でなかったので、
手術して一旦良くなっても
また再発ということになっていたのですから、
その何処におかしなことが起こっていたかを探り、
見つけ出していけばいいのです。
ただ怖がっていても始まらないのです。
ガンが怖いという人が
寒いから電気毛布や電気敷布を常時使用しているという
トンチンカンな心配をしている人に似ています。
今まで治らなかった人は、
どこに間違いがあるか検討してみる必要があります。


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2006年12月25日(月)

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