医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第476回
晴天の霹靂

普通に仕事をしていたり、色々と活動していた人が、
ある日突然に心臓の血栓が剥がれて血流に乗り、
脳に運ばれて行き脳梗塞になる。
突然に倒れるという本人にしてみれば
晴天の霹靂みたいなことが起こるのです。
こういう事態になる前になんとかならないのだろうか、
といつも思うのです。

虫歯の細菌が心臓の弁に感染を起こし、そこで病巣を作り、
血栓を形成することもよくあることです。
不整脈になることもあり、
そうなると血栓があると考えてもいいと思います。
また、ヘリコバクターピロリ菌も心臓に感染し、
不整脈の原因になることもあります。
その他にも色々な細菌が心臓に感染する場合があります。
でも、やはり一番多いのは口の中の細菌のようです。

心臓に血栓の反応がある人は意外に多く、
全く不整脈がない人でもOリングテストしてみると
血栓の反応がある人が多いのです。
こういう時ワーファリンなどやアスピリンで
完全に予防できるかというとそうもいかないようです。
やはり、それだけでなく、
心臓の弁や血管に感染した細菌やウィルスを治療することが
大事なようです。

晴天の霹靂みたいなことにならない為にも、
なんども言っているように
寝室で電磁波を浴びることがないようにしたいものです。
電磁波を全身に浴びている人はもちろん論外ですが、
左半身や右半身に浴びている人は、
その浴びている方が浴びていないほうに比べて
何倍も動脈硬化が促進しているのです。
そして心臓に血栓が形成されている確率が多いのは、
電磁波を大量に浴びている人なのです。
歯を治療する時に
自分に合わない金属やセラミックスなどを使用すると
それが血流障害を起こし、
その歯の部分に容易に細菌感染が起こりやすくなります。
その他にその周囲の歯にも
細菌感染が容易に起こりやすくなります。
いつも気になる歯がある人は
そこに細菌が感染していて、
その細菌が血流に乗り、心臓に達して、
心臓の弁などに病巣を作っている可能性があるのです。
歯を治療する時、入れ歯を作る時などは
充分に注意することが大切なのです。

なんども歯の話しをするのは、
歯が本当に病気を作っているし、
直接間接にそれが原因で
様々な病気を引き起こしていることを見るからなのです。
病気を治療していて、
たった一本だけ自分に合わない金属を使用した歯が原因で
病気がなかなか治らない人がいて、
それを取り外してもらうと
本当にびっくりするぐらい早くよくなるのです。

いずれにしても虫歯や歯槽膿漏のある人は、
時々心臓や血管をOリングテストして
血栓の反応や動脈硬化を治療しておいた方がよさそうなのです。
晴天の霹靂がおこらないようにするためにも。


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2007年2月19日(月)

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