医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第483回
料理は脳が決め手です

ある人の相談に乗っている時、
その人の脳の血糖値が200万mgに反応するのです。
その他の脳の出産時のダメージもなく、
これぐらい脳が働くと味にもうるさいだろうと思い、
そのような事を話しました。
そうしたら、味にはあまり敏感でないとおっしゃるのです。
美味しいかおいしくないか
あまりピンとこないということでした。

そこで、嗅覚、味覚のもとになる
嗅神経と舌咽神経と顔面神経の遺伝子の血糖値を調べると
なるほど、嗅神経の遺伝子の血糖値が非常に低いのです。
普通以下です。
風邪を引いた時、
鼻がつまり匂いがしない状態で食事の支度をすると、
まずい料理ができるか、イマイチの料理ができます。
そのような状態なのだと思うと納得がいきます。
そういうことがありましたので、
板長やシェフの写真が載っていて、
その作った料理も載っている本を探しました。
自分の舌で味わい、
本人を実際に拝見することは今の私には限界があります。
本に載っているシェフの脳を調べると、
最高の脳の血糖値をしているのは、
すきやばし次郎のご主人で、200万mgです。
その次はモナリザのシェフや野田岩の老主人、
栃木県日光のステーキをだしてくれるご主人で、
170万mgです。

本の写真だけではなく、
本人を拝見したモナリザや野田岩のご主人は
写真と同じ血糖値でした。
本では見つけられなかったのですが、
実際に拝見した、まき村のご主人や楽亭さんやみかわさんも
同じ170万mgです。
その次は青空さんの100万mgです。
やはり、100万mgを超えないと
イマイチの料理しかでてこないようです。
Oリングテストして調べると
脳と料理は一致するのですから。
そこからわかったことですが、
このぐらいの脳の血糖値があると
テレビにでてワイワイされるようになるんだ、
それほどでもない人が人気がでたりするというのは、
本当に味がわかる人は少ないし、
何を食べても美味しいという人の方が多いし、
まあまあ味のわかる人が圧倒的に多いのですから、
そのレベルで料理を作ってもはやることになります。

ある程度の人の脳にはやはり治すべき脳の部位があり、
そこを治したらもっともっと美味しい料理が作れるのに
と思うのです。
どう努力をしてもイマイチ腕が上達しない、
または上達してもまだまだと思っている人は
脳を治療してみると俄然腕が上がる人もいるはずです。
そういう意味では跡継ぎはむずかしと思います。
特に名人と言われる人の後を継ぐのは、
脳のレベルが同じでないと味が落ちる事は決まっています。
それにしても凄いと言われる人が
跡継ぎを決めるのにあまり大したことない人を選ぶのには
驚かされます。
どうしてなんでしょうね?
何人か候補がいれば
脳の状態を調べると即座に決定できるのに、どうして?

邱先生の脳は味に関してはすきやばし次郎です。
その他の事はみなさんがご想像のとおりの人です。
知れば知るほど凄いなと思い、
フェラーリのレーシングカーと同じなのですが、
相手によって合わせてくれる人でもあるのです。


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2007年3月7日(水)

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