医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第520回
ここからドラマが生まれる?

大脳の免疫システムを調べていると、
おもしろいことがわかります。
以前のようにどこが免疫システムを司っているか
はっきりしない時は、イマイチ、
好き嫌いと免疫システムとの関係をあれこれと考えていました。

好きな食べ物は大体
その人の免疫システムを活性化させるものが多いのですが、
そうでないものもあるのです。
食べれば食べるほど元気になるものは良いのですが、
好きなものを食べ続けると免疫システムの働きを悪くし、
長期にわたると病気を作っていくものもあるのです。
その悪影響がホンノちょっとであれば、
積もり積もって症状がでるまで年余を要しますので、
それが原因だと思わない事になります。
こういう話をするのも、
ある末期ガンの人が核酸を飲むようになってから劇的に効いて、
良い状態になっているのを調べた事からです。
そして核酸はその人にだけ効いて、
家族の誰一人として効かないのです。
ですから、あの人に効いたからとやみくもに飲んでも
水を飲んでいるようなもので、良くも悪くもない。
ものすごく高い水道水を飲んでいるようなものです。
多くの健康食日の類いは、
数少ない人に劇的に効く場合もありますが、
そうでない場合はただ高いものを飲んでいる
というようなことが起こっているのです。

ちょっと話がずれてしまいましたが、
免疫システムを活性化するものは
食べ物や飲み物だけでなく、薬などもあります。
それと人もあるのです。
免疫システムを活性化してくれる人もいるのです。
その逆の人もいます。
大脳の中で好き嫌いの脳と免疫システムの脳とは違いますので、
どんなに好きな人がいても、
その人が自分の免疫システムを不活性化するような人ですと
ジワジワと治らない病気になっていきます。
結婚する相手を選ぶ時も、この当たりをよく見極めないと、
ハッピーエンドとはならない場合があり、
その人の事を考えるだけで体調が益々悪くなっていきます。
恋い焦がれて身体を壊すというのもあると思います。
思うだけでも、体調が良くなる人もいるのですから、
そのあたりをどうにかしたいものです。

相手が死んだ途端に元気になるというのも、
あれほど好きだった人が
実は自分の免疫システムを低下させる人だったんだ
ということになります。
死んだ相手の方はもっと免疫システムを低下させられていた
ということもあると思います。
昔風に世話好きな人が見合い写真を持ってきて、
この人はどうとか、あの人はどうとか、
まわりの意見も聞きながら結婚するのもいいもんじゃないかな
と大脳の免疫システムを研究していると思うのです・・・。


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2007年6月1日(金)

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