医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第530回
昔ばなしでもしようかな

どうしてO-リングテストに興味を持ってしまったのか
ということを話してみたいと思います。

今から10年以上前、
どうしても従来の漢方薬の処方の仕方、
證とか脈診とか腹診、舌診とかでは
上手に治すことができないでいました。
漢方の古典の傷寒論や金匱要略要略の勉強の仕方が悪い、
勉強不足と言われればもっともなのです。
教える先生はいいのですが、私に才能がなかったのです。
微妙な処方の違いに、戸惑うばかりです。
なるほどうまく行く事もあり、
それがどうしても漢方を捨てられないことでもありました。

それで、友達からO-リングテストという方法があり、
大村恵昭先生が発見して今までと違う見方で、
とても勉強になるし、治り方も違うよ。
今までは治らないと思われていた病気も
治る人もいるというのです。
弘前大学で初めて大村恵昭先生が講演をし、それを聞きました。
病気は細菌、ウイルスの感染で起こることが多い
ということを初めて知りました。
糖尿病もサイトメガロウイルスの
すい臓への感染から起こっているものもある。
サイトメガロウイルスを治療することで
糖尿病も良くなる事もあるというのです。
へえ〜、という感じでした。
糖尿病が感染で起こるのか?と。

早速帰ってからO-リングテストしてみると、
なるほど、糖尿病の人には
サイトメガロウイルスの感染の反応があるのです。
そして実際にそれを治療してみると、良くなる人もいるのです。
全員良くなるというわけではありませんが・・。
そのうち、病気を見るのに、
東洋と西洋では同じ病人を見ているのですから、
その見方が違うだけで病人は同じなのですから、
東洋医学的にも細菌やウイルスの感染でなっている
という考えのもとに、
證と言われている病状の人に、
どういう細菌やウイルスの感染があるか片っ端から調べました。
そうすると、なんということはない、
病人は同じなのですから、何も違うことはないのです。
そして、東洋医学的にみた病人の細菌やウイルスを
漢方薬ではどういう処方で治せるか、
これも片っ端から調べていきました。

そうしていると、ある細菌には、
これこれの漢方薬の処方グループで治療できるし、
あるウイルスには
これこれの漢方薬の処方グループで治療できる
という体系ができあがったのです。
漢方薬を決めるにはO-リングテストを用いると
即座に決定できますので、
この細菌、このウイルスというのが決まれば、
あとはその人にはどの漢方薬が効くかというのは
O-リングテストすればいいだけです。

あとは次回に・・・。


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2007年6月25日(月)

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