医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第576回
世界の長者番付の人の脳は・・・

もともと脳の働きがいい人がなるのでしょうが、
脳の働きがいいからと言っても
誰でも彼でもなれるわけではありません。
たまたま直感力のいい人は脳のどこが働いているのかという、
ジョー・マクモニーグルさんの脳を調べてから
少しは分かり始めてきたのです。

前のコラムでも書きましたが、
直感的に右に行くと危ない、左に行くと安全というような判断は
視床が関与しているようなのです。
それが視床の外側膝状体、視床の枕核、
不確体の働きが血糖値でも、アセチルコリンでも、
テロメアでも非常に多ければ多いほど働きが良いようなのです。
それと生存に関与するのは、どうも松果体の働きのようで、
直感力がすぐれていても生きのびるのに息切れしてしまうのは、
松果体の働きが落ちている時のようなのです。
これらのテロメアが100ナノグラム以下になると、
危険を察知する能力が非常に落ちていて、
そこに行くと危険だということも知らずに
平気ででかけてしまう。
或いは、危険な行為を平気でしてしまうようなのです。
または、ほっとして気を抜いてはいけない所で
気を抜くということをするようなのです。

この部位のテロメアを増やしてやるには
割合に簡単にできるようです。
そういう漢方薬があるのです。
もちろん個人差がありますので、
これがここのテロメアを増やすというようには言えない、
ということはこのコラムを読んでいる人は
おわかりになると思います。

話がまわりくどくなりましたが、
東大の安田講堂を寄附した安田善次郎という人がいます。
この方は戦前の安田財閥を形成した人ですが、
不幸にも暗殺されてしまいました。
直感力もある人なのですが、
それほどすぐれているわけではなかったのです。
そこで、その他の視床を調べてみると、
視床の後外側腹側核と視床の前腹側核の働きが
非常にいいのです。
渋沢栄一は直感力もあり、
この後外側腹側核、前腹側核の二つとも
非常に働きがいいのです。

ということから、
世界の長者番付に載っている人を調べてみると、
ビルゲイツやウオーレンバフェットなどなども
視床の外側膝状体、枕核、不確体のテロメアが
20万ナノグラムに反応するのです。
それと当然視床の後外側腹側核、前腹側核も
20万ナノグラムに反応します。
この後者の働きの程度によって少しずつ下がるようなのです。
この後者の働きがいい人は、仕事でもなんでも、
それが採算が採れるかどうかを瞬時に判断しているのです。
採算の取れないことは
直感的にしないようになっているらしいのです。
だからこれをしたら儲かるということを
ごくごく自然に身に付けていて、
行動様式もそうなっているのです。

この後者のテロメアを挙げる漢方薬もあると言ったら
びっくりする人もいるでしょうね。


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2007年10月10日(水)

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