医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第620回
ここが解ると、病気をしないのです

ある患者さんが良くなってきたので、
後はどういう点に注意したら病気を予防できるか
という話をしました。

その人はリンゴ農家なので、
植物という生き物を扱ってもいるわけです。
リンゴを栽培する時は一斉に農薬散布をしたりします。
それと肥料も自分の畑なら、
大体決まり切って散布していると思うのです。
でも、同じように手間ひまをかけても、
うまく育つものとそうでないものと出るはずです。
そのうまく育たない時は、
他と同じやり方だと良くないわけです。
肥料のやり方とか水のやり方、袋のかけ方、葉とりの仕方なども
個々に違わないといけない場合があると思うのです。
肥料や水の多いか少ないか、
または他と違う肥料を使用しないといけないとか、
または肥料を使用しない方がいいとか、あるわけです。

人でも、ある所まで治療してしまうと、
あとは口から入る食べ物が非常に大事だ
ということがわかるようにならないといけないのです。
季節により旬のくだもの、山菜、旬の魚など、
その時々で様々なものがあります。
今ならリンゴとみかんが果物として青森では多いのですが、
それがまた病気を作っていることもあるのです。
季節のものがその人の身体に合っていると
それを食べると体調が良くなって病気が良い方向に向かい、
医者から遠ざかるようになります。
旬のものが全部合っている人は病気をしないはずです。

しかし、そうはいかないので、病人があふれているのです。
柿が赤くなると医者が青くなるということわざがありますが、
そういう人もいるにはいるのですが、
柿が赤くなると病気になる人もいるのです。
青森でもリンゴがとれるようになると
病気になる人もいるのです。
リンゴが自分に全く合わないのを気付かずに食べ続けるために、
免役システムがダメージを受けて、抵抗力が低下して、
その人の弱い部分に病気が発生してくるようになるのです。
日頃からうつの傾向がある人は、
帯状回などの脳にりんごがダメージを与え、
うつ病が悪化する人もでるのです。
またはみかんでもそういう現象を起こす人もいます。
また、胃腸に問題を起こし、痔が悪くなる人もいるはずです。

あるものを食べ続けると
体調が悪化することに気付かないといけないのです。
体調が悪くなったら、
いつもと違うものを食べ続けていないか考えてみることです。
もし、それがあるなら、
その食べているものを止めると体調が回復するはずです。
アルコールなら飲み続けると体調が悪くなると
殆どの人は考えるのですが、
身体にいいとか言われているものだと、
それに気付かない事があるのです。
身体にいいものと言われているものが曲者なのです。
その人、その植物に合った物でないと
効能効果どおりにはいかないのです。


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2008年1月18日(金)

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