月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第6回
中国の人は、美容室で洗髪します

中国で美容室を経営していて感じるのは、
シャンプー・ブローのお客様の多さです。
日本でも昔は、
シャンプー・ブローの来店が多かったと聞いています。

中国の一般的な美容室のシャンプーの仕方は
日本とちょっと違います。
カット椅子に座ったまま、ヘアーにシャンプーを乗っけます。
そのあと、お湯を・・
マッサージをしながら、それを繰り返すのです。
マッサージは、頭皮を爪で掻き揚げるような感じです。
気持ちは非常に良いのですが、頭皮に対しては、刺激が強すぎ、
余り良くないと思います。
シャンプー剤も、何を使用するか聞かれる場合が多いです。
高い輸入品か、もしくは安い国産品かを・・
日本での、椅子に座った、
もしくは寝てするシャンプーになれた方はびっくりされます。
シャンプー椅子を使うのは、
頭に付いたシャンプー剤を流すときだけです。
高級マンション以外の普通のマンションは、
バスルームが非常に狭いです。
狭いバスルームの中に、トイレも押し込まれています。
シャワーを使うとトイレまで洗えてしまいそうな狭さです。
美容室におけるシャンプーブローの構成比の高さから、
中国の住居では、
シャンプーを自宅ですることが考えられていないのでは?
と考えてしまうほど、
室内に比べ占有面積が少なくなったつくりです。



中国のシャンプーボールです。
大きさは日本のものより一回り大きいと思います。
シャンプーボールの中に
頭を支える台があるのがお分かりになりますか?
これがかなりらくちんです。
首に負担がかかりません。
陶器だから痛そうに見えますが、
使用する場合は、この台にクッションやタオルをかぶせます。
日本でも取り入れてもいいのではと思います。


←前回記事へ

2006年2月18日(土)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ