第18回
帰ってこない職人さん
三全公寓のお店の内装工事も、
ほぼ終わりに近づき、
オープンが見えてきました。
政府関係の認可は、三全公寓の皆さんにご協力を頂き、
上海店に比べ、
うその様にスムーズに行きました。
しかし内装工事に関しては、
相変わらず、はらはらどきどきの連続です。
ドキドキのひとつを・・・
工事開始が遅れ、内装期間中に、
春節(中国のお正月)が挟まってしまいました。
中国では、春節の期間が毎年違います。
今年は1月29日からでした。
工事がストップするのは、
29日から2月の5日までです。
お正月に工事がとまってしまうのは、
日本でもそうですから、しょうがない事です。
困ってしまうのは、お正月に田舎に帰った工事の職人さんが、
元の工事現場に戻ってくる保障はまったく無いということです。
職人さんの中には、腕の良い人がいて、
石や木の扱いなど、日本で見る仕上がりより、
優れた腕前を発揮する人がいるのです。
そんな、職人さんが、帰ってこないと
明らかに工事のクオリティが下がってしまいます。
帰ってくるか、帰ってこないかは運しだいですので、
かなりはらはらどきどきして、
工事の開始を待つことになります。
目を付けていた、職人さんが帰ってきて、
にっこり笑顔を見せてくれると、それだけでかなりホッとします。
左上が、目を付けていた職人さんです。
帰ってきてくれて、助かりました。
ドキドキの二つ目を・・・
今回、建材に「砂岩」と言う
砂で出来た壁を始めて使用しました。
非常にかっこいいものなのですが、
注文して出来上がってくるまで、
見本と同じものである保証は無いのです。
続きは次回に・・
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中国の連結バス |
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フランスの連結バス |
フランス(ヨーロッパ)と中国は、
非常に似たものがたくさんあります。
上の写真は両国のバスです。
建材でも日本には無くても、
フランス(ヨーロッパ)と中国にあるものが、たくさんあります。
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