月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第47回
マラソン会議

今、午前1時30分です。
お店の会議に出席していました。
普段は、中々、
全員と話をすることが出来ないのですが、
お店の会議に出席すると、従業員の成長も感じることが出来ます。

日本で、会議に参加するように、
中国でも会議に参加しています。
しかも、日本よりも頻繁に行い、時間も長く掛かります。
理由は一つしか有りません。
出身国が違い、言語が違うため、
理解し合うために、非常に時間が掛かるのです。

お客様に1周年記念のDMを出しましょう
と話し合いを行いました。
お客様にDMを郵送することは、
日本では一般的ですが、
(うざいぐらいポストに入っていますね!)
中国ではあまり多くはありません。
その為、中国人従業員に説明する際は、
顧客管理の基礎から話さないと、
理解を得ることは難しくなります。
提案をしても、実際の作業をするのは、従業員なのですから・・・

逆に私の方が、理解するのに時間が掛かる場合もあります。
中国では
「サロンエステ(トリートメント)」
の価格が非常に高額(日本以上に!)です。
私は、多くの方にエステをして頂きたくて、
価格を下げることを提案したのですが、従業員は渋ります。
長い時間がかかり、私が理解したのは、
「中国では、サロンエステをするお客様は、非常に少数であり、
その少数のお客様は、非常にお金持ちなので、価格は気にしない!」
という事だったのです。

しかも、気が付くと、従業員の顔を見ず、
通訳の方ばかり見ていて、反省することも・・
(反省よりも勉強!?)

「ミニ国際会議」には
「阿吽の呼吸」はありません。
気合を入れないと、すれ違ったまま、
終わりの時間を迎えます。

美容業界のコンテストです。
勝つためには、かなりのトレーニングが必要です。


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2006年6月1日(木)

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